#182 To be free
曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
To be free-SolunaSamuel Waermo
Octobar
Samuel Waermo
吉岡たく
AMNOS×


三ツ矢サイダーのCMでサビがかかってたのを最初に聴きまして、正直第一印象は「ぼんやりしてるなー」でした。
その年は『Troublemaker』『もう一歩』→『Monster』『スパイラル』と刺激の強い楽曲が多かったもので、サビだけ聴いただけではギターがずっとぼんやり鳴っているようにしか聴こえなかったんです。
でもとりあえず勝手に手が予約カウンターへと走っているので(笑)
CDを買ってからフルで聴いてみると…

ダドン、ダドン、ダドン、ダドン、タタタタ…

あれ?入りのドラムなんかいい感じ。
ん?ギター結構鳴ってんじゃん。
え?ニノちゃん「いぇー」言うてるよ。
リーダー!!フェイク久しぶりじゃない!?(調べてみたら「曇りのち、快晴」以来。)
なんて具合にポイントがどんどん加算されていき(笑)
結論、この曲はCMで切り取ってはいけなかったんじゃないか。

と思う次第であります。

声の似ている大宮、でも歌うスタイルはまるで正反対。
ニノが「動」なら、リーダーは「静」。
目を閉じて、マイクに伝わる声に全てを注ぐようにして歌うニノ。
「想い」重視型。
個人的な感覚に頼ると、日本のシンガーソングライターはよくこんな歌い方をする。
平井堅、絢香、鬼束ちひろ、コブクロ…etc.
歌や歌詞に対する想いが伝わりやすい。

それに対して…両足でまっすぐ立って、
マイクに集中して歌うこともなく、あまり動くこともなく…
堂々と歌うリーダー。
十分聴かせることのできる技術と表現力があるからこそのシンプルな歌い方です。

それぞれが生きるポイントを配置してくれる音楽スタッフさんにはいつも本当に感謝しなくちゃです。