#162 Beautiful Days

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Beautiful Days-Takuya Haradaha-jO××

ニノ主演、『流星の絆』主題歌です。
うたばんでタカさんが「涙チョロリ~」って必ず歌う(笑)
星空を見上げて、亡き人を想う歌詞になっています。
ドラマの原作は東野圭吾。
流れ星を見ている間に起きた事件が全てのストーリーの始まりということで、
それに関連した言葉が散りばめられています。

星空に向かって亡き人を想いながら涙を浮かべるとき、視界がぼやけて星の光が広がって見える。
それを今までいろんな人が表現してきたけど
「悲しいほどキレイだね」
というフレーズは、単に亡き人を想ってどんより悲しいのではなく
どこか前向きさを匂わせる穏やかな気持ちも上手く表しているように思います。

この曲のタイトルがなぜ『Beautiful Days』(美しき日々)なのかといえば、
それはきっと、キラキラした幸せな日々を指しているのではなくて
時に襲われる悲しみも涙も喜びもぜんぶひっくるめて、そういう感情の起伏が人間的で、
「美しい」ということなのかもしれません。

中島美嘉さんの『ORION』をプロデュースした玉井健二さんは、心の中で思わず「100点!」と叫んだそうです(笑)
詞も曲もアレンジも録り方も同業者的には全部100点なんだそう。
曲の成否って、歌い手に”曲の中の景色”が見えているかどうかにかかっているけど、
彼ら(嵐であり、その他のジャニーズのアーティスト)は表現者のプロだと仰ってました。
(「日経エンタテインメント!」のコラムより)

うーんもっと詳しく聞きたいわ!!

#163 僕が僕のすべて

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
僕が僕のすべて-100+加藤裕介AMNOS××

嵐がauのCMキャラクターになって初めてのCMソングになりました。
このあたりから、100+(ハンドレッドプラス)さんの底知れぬ作詞パワーが連発されます。
(『僕が僕のすべて』→『Believe』→『Everything』→『揺らせ、今を』)

CMであれだけ聴いたのに、実はライブで一度も披露されたことがないDVD化されていないという幻ソング。

この曲、かなりファンが多いのでは。
歌詞がまるで嵐くんとシンクロするようで…ということもあるだろうし、
実際の自分に重ねてみたりすることもあるだろうし。

人間にはこう…迷ったり後悔しかかったりする瞬間ってありますよね。
こうだったらよかったのかな、こうしていればよかったのかな…
今まさにどうしたらいいんだろう…という場合もあると思います。

でもその時に判断を下すのは当事者の「僕」であって。
その判断を下す(何もしないこともその一つ)ためには、
僕がこれまで経験してきたいろんな積み重ねをもとにするのであって。

『僕が僕のすべて』
もうちょっと噛み砕くなら、
「今ここにいる僕が、今までの僕のすべて。」

だから単純に考えてやるっきゃないわけです。
失敗したら、何かが足りなかったということ。
成功したら、今までの僕の積み重ねの何かが生かされたということ。

というわけで、どんなタイミングで何がやってきたとしても
ビビってテンパって何もできないよりはありのままに向きあって、
そこそこまじめに経験値を積んでいけばいい。

そういうことが
「僕は僕の人生を抱きしめていこう」というフレーズに込められている気がしました。

嵐くんって素直でまじめでひたむきソングがなんて似合うんでしょ。