#154 Naked

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Naked-
廣田由佳
吉岡たくM××

ファンタジーな音色がから始まり、その先はまるで夢のような雰囲気が続きます。
"Naked"…むきだしの、裸の、という意味ですが、
単なるセクシー路線ではなくて「深く分かり合っていきたい」というニュアンスも含まれているような。
嵐イチ熱くて真面目な男ですから、相手とも向き合っていきたいという気持ちがめっちゃ出てます。
そして最近「ひみつの嵐ちゃん」で垣間見える独占欲(笑)
独占欲は誰にでもあるのかもしれないけど…A型乙女座はもうしょうがないんです、えぇ。
本当は寂しいのに虚勢はってるからちょっと強引にでも相手を繋ぎとめておきたくなったり…
↑あくまでもA型乙女座の私の話。
えぇ。あくまでも私の話はどうでもいいですな。

んー、潤くんはこういう路線が似合ってしまう。
後ろで聴こえるのはウッドベース??ちょっとジャズっぽくて、大人な感じ。
作詞の「潤」は、歌っている松本潤本人のことで、ボイトレの先生である廣田由佳さんと一緒に作ったようです。
(ちなみに、廣田由佳さんは蒟蒻畑のCMの「ニャクニャク」の人ですw)
歌詞から想像するにとっても不器用な二人ですけど、なんだかんだ続きそうな雰囲気も感じてほっとしますよね。
「強気で嫌味ばかりで~」のフレーズが好きなんですよねぇ。
強気で嫌味ばかり、でもウソはついてない。
素直じゃないけど、嘘つきじゃない。
同じではないけど似てる二つなのに、素直じゃないとかわいくて、嘘つきだとかわいくない。
くーっ、ニクイ表現をしよる!!!
…そのくせ、嫌だとも何とも思わない。

罪ですな。

#155 Hip Pop Boogie

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Hip Pop Boogie櫻井翔COUNT FORCE-S×

きましたよ、これ。
嵐のラップ隊長、ここまでやるか!という感じですね。
リリックといい、リズム感といい、ZEROでキャスターやってるとは思えないギャップ。
曲がいいなぁ!!Jazz Band入ってるのが!!
作曲のCOUNT FORCEは、韻シストのトラックメイカーの方々らしいです。
翔くんが以前から韻シストの曲を聴いていて、ソロ曲を作るって決まったときに依頼したそうですよ。
(韻シストTAKUさんのブログよりhttp://insisttaku.blog26.fc2.com/blog-entry-40.html)
粋だよなぁ。
実際音楽やってる人って表に出ない人でもすっごくいい人がいたりして、だからインディーズとか、ちっさいライブハウスとかって見逃せないんですよね。
テレビによく出てるって意味での「有名」とか「無名」とか関係なく、自分がいいと思ったアーティストに声を掛けるってのが、ちゃんと地に足ついて歩いてる証拠だと私は思います。

まずイントロ聞いて、ファンなら早速「おっ!」って思うところ。
「COOL&SOUL」や未発表曲「ペンの指す方向 chapterIII」からのサンプリング&スクラッチの連続。
しかも、「COOL&SOUL」は翔くんがリリックを書いて収録したバージョン(恐らくデモ版)!
なにげに貴重。笑

嵐愛が垣間見えたり、これからの行先を指さしているようにも聞こえたりと、本当に盛りだくさん。
その中でも特にグッと来るのは、
「こんなゆっくりでいいんだって こんな俺らだってでもいいんだって」
ってところ。翔さんらしく、嵐らしく、あまりにも謙虚で率直。
2008年から変化を感じて、国民的アイドルグループとして紅白にも出て、2010年を迎えた今。
自分たちの今の状況に対して「なんでだろうね」って話しちゃうくらい、周りの変化にも「迎合せずマイペース」。
「変わらない」ってよく言ってるから決意めいてるのかと思ったけど、
最近は「変わる気がしない」から「変わらない」って言ってるような気がします。

翔くん個人の比喩に関して。
「温室の雑草」が上手いこと言ったなと思っているのですがいかがでしょうか?
本人がどれくらい意識してるのかは分からないけど、一般的な印象だと、やっぱり高学歴だったり育ちがいいと「温室育ち」と言われる。
だけど、その温室界では慶応のエスカレーターの途中でジャニーズに入ってアイドルデビューなんて明らかに「雑草」。
あまり口にはしないけど、ご両親にはジャニーズ入りを反対されたという経緯もあるし、
そういうのに挟まれたこともあったんじゃないかって気がする。なんとなく。

あとは、単に「雑草」っていう言葉が、これから頑張り甲斐がある気がして好き。

自分の生き様を見て、誰かのプラスになったらそれはそれは生まれてきてよかったと思うでしょう。
翔くんの生き様から、これからもいろんなことが受け取れますように。