#136 Happiness

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Happiness-Wonderland岡田実音北川吟-××

この曲はドラマ「山田太郎ものがたり」の主題歌です。
作曲の岡田実音さんは「歌スタ!」に審査員としてご出演されている音楽プロデューサーです。彼女のボイトレは業界では有名なのではないかと!岡田さんのブログでは、嵐さんや『Happiness』関連のニュースが出るたびに短文ではありますが投稿があります☆
私がこの曲で気になるポイントは…ギターの音ですねぇ。
イントロなんか特に、夏の海を思わせるような感じがしませんか?
珍しくソロがない曲なので誰がどうということは難しいのですけど、、、これをカラオケで歌おうと思ったら、思いのほかサビが上手く歌えないんですよね。CDTVか何かで「カラオケで歌ったら盛り上がるランキング」1位だったと思うんですが…笑
あのー、もしそう思っている人がいましたら、それはきっとリーダーのせいです!!笑
彼、サビで細かいビブラートをかけてるんです。(もしかすると、ニノも。)
走り出せ~走り出せ~と伸ばしている部分の、ほんの短い時間なんですが、これがあるだけで一気に曲の躍動感が変わるんです!!
サビの部分、「走り出せ」「止めないで」「遠くまで」という上向きな言葉に対して、音は下へ下がっていきます。これでは言葉がと音に「ズレ」が生じてしまうので、音を変えるか、声の表現によって雰囲気を変えるなどといったことが必要になってくるのです。
それが、ここではリーダーの細かいビブラートがいい仕事をしているんです。細かいビブラートは、攻撃性、勢い、情熱的といった方向、ゆったりとしたビブラートは、優雅さ、安心感といった方向の役割をします。リーダーはここで細かいビブラートを使っているので、音が下がっても逆に言葉をより躍動的に表現してくれているのです。
私にはできないのですよ!!できても不安定。正直フラストレーションです。笑
ポイントが細かければ細かいほど、やっぱりリーダーの凄さを実感する1曲であります…。

PVについて。リーダーが一番好きと言っていましたね。
それは終始自由で撮影が早く終わったからだというメンバーからの指摘もありますが。笑
でもふっつーの嵐さんっていう感じで、こちらも思わずニヤけてしまうのは確か。
翔くんがお茶をたてたり生け花をするシーンがありますが、これは原作で御村が茶道の家元で、ドラマでは華道の家元だったからでしょうか?ニノが指揮をしているのは、ドラマにもそういうシーンがあったからでしょうか。さりげない共通点が他にもありそうですね。
余談ですが、私の頭の中でこの曲のリズムが『マジでkoiする5秒前』なんですよね…。実際広末さんのを聞くと全然違うんですけど。なんなんでしょう。笑

#137 Still...

曲名Rap詞作詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Still...櫻井翔多田慎也NAOKI-TAMNO×

いやぁちょっと切ないのに前向きな感じ…なんて絶妙なバランスなんでしょう。
大切な人との別れ、誰にでも一度はあると思うんです。
その人のことばかりを考えていると時が止まっているような感覚になるけど、我に返ったときには想像以上に時が進んでいて案外焦ります。
自分だけがまだ立ちどまってるような気がして―。
その人があまりにも大きすぎる存在だとしたら忘れることに労力を使うかもしれない。だけど、その人の存在を胸に抱いて前へ進むことも一つの選択肢ですよね。
いくら過去の出来事だとしても、相手のことを一瞬でもまっすぐ信じることができたことは事実。一度あったことなら、今がそうは思えないような状況でもこの先にも可能性が残されているんじゃないかなと思います。
多田さんのすごいところは、そういうマイナスをプラスに転換する「考え」を詞という形で、さまざまな人生に通ずるように巧みに作られているところじゃないでしょうか。
翔くんのラップ、感動的じゃないですか?
昔、何て言われたかなんてもう関係ないんです。
別々の道に進み始めた二人だから、「今」を積み重ねなきゃいけない。
「ただ 僕はなおあなたに逢いたい」というのが本音だということは、自分が一番
分かっている。だけど、別の道を進み始めた以上、それが足かせになることも分かっている。それならまず、つらい表情はやめて前を向こうよと。励ましあえる仲なら、相手を忘れることなく、出会った意味をかみ締めながら前へ進める。
そういう仲なら、いつかまた会える。
こうやって大切な人との別れを人生のステップにすることができたら、一気に目の前が明るくなりますよね。