デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中122曲まで書き終わりました!
#116 Firefly
firefly=蛍
涙を雨と表現することはあっても、蛍と表現する詞はおそらく初めて見ました。
「はかなさ」の象徴…
最近イコライザをいじるのがマイブームなのですが、ほんと音楽を作る人って見えないところのこだわりがすごい。
ニノちゃんもラジオで曲作りについてのこだわりを語っていました。
全体的に聴いてるリスナーにとっては気にならないところでも、本人にとっては大事だったりして。
この曲では…あのカッコイイサクラップの後ろでサクラップなんですよ。
ステレオで聴いているとあまり気付かないのですが「Rain firefly lady firefly baby」のフレーズを翔くんがラップ中ずっとループ(繰り返し)しているんです。
スクラッチと韻を踏んだフレーズのループ、ラップ、ピアノその他の物々しいメロディー(使うところ間違えたら完全に火サスかホラー)。
それぞれが折り重なって作り出される混沌とした音が、表では「忘れないよ」と言いながらも
心では後悔や愛情やモヤモヤが渦巻いているように聴こえて、切なくなります。
#117 太陽の世界
もともとあった3曲をメドレーに合成したかのような(笑)おもしろい構成です。
よくこんなん作れるなぁとプロの仕事に脱帽です…。
何がすごいかというとですね…キーの変化が激しいんです。
詳しく分析すると、
イントロ:Am(イ短調)→A,Bメロ:C#(嬰ハ長調)→サビ:C→間奏:Am(イ短調)
→2番A,Bメロ:C#(嬰ハ長調)→2サビ:C→間奏:Am(イ短調)
→ラップ:Am(イ短調)→ラスサビ:C→アウトロ:Am(イ短調)
うーん、分かりヅライ。
要はですねぇ、次の3つのポイントがすべて突拍子もなくやってくるわけです。
①イントロ→Aメロにかけて、マイナーっていう暗い調から突然メジャーっていう明るい調に変わる
②しかも黒鍵を使わないAmから黒鍵使いまくりのC#に変わる
③Bメロ→サビにかけて、黒鍵使いまくりのC#から黒鍵を使わないCに変わる
(参考:Key in Am=ラシドレミファソ、key in C#=ド#レ#ミ#ファ#ソ#ラ#シ#、Key in C=ドレミファソラシ)
リズムとか諸々無視してキーだけにフォーカスすれば、
①②は、言うたら『Carry on』のイントロから『Everybody前進』のAメロに突然変わるのと一緒。
③は『Everybody前進』Bメロから『We can make it!』のサビに突然変わるのと一緒。
さぁ、どうぞ歌ってみてください。不思議な感覚に陥ります(笑)
それくらい、突拍子もない転調のオンパレードなんでございます…
なので、聴いたとおりにマネできる人なら何の問題もなく歌えると思うんですが、
音楽経験が豊富で曲のコード進行のパターンが感覚的に頭に入っていたりする人は、
これほど突拍子もない転調もなかなかないので、案外苦戦するんじゃないでしょうか。。。
P.S.サクラップで、「Yo-ho!向こうの方へと/頂上方向へ俺と」というフレーズがありますが…
これは『We can make it!』と何か関連があるのでしょうか?言葉は違うのですが、リズムと母音はドンピシャ(笑)
#118 Carry on
アコースティックギターのマイナーな響きが…最初のリーダーの「哀愁感を帯びている」声とマッチしますね。
(『日経エンタテインメント』2010年1月号より。いい表現だと思ってそのまま使わせてもらいました)
譜割りも素晴らしい。ほんと、毎回曲の譜割りをしている方は、嵐のことをよく知っての采配だと…本当に思いますね。
人間誰しも迷い悩む時があります。このまま続けていいのか、やめてしまった方がいいんじゃないか…
そういう「今」の自分を疑う言葉が頭の中に居座ってしまったり。
そんな時に「立ち止まっていいんだよ」「ガンバレなんて簡単に言わない」という言葉のなんとありがたいことか。
結局のところ、「叶わぬ夢もある」と思うも、思わぬも、自分を信じる「強さ」次第でいくらでも変わる。
"To carry on …"
onの後にはこの詞を読む人の自分の夢、希望、願い、未来を浮かべて。
その挑戦を続けるために。
#119 ROCK YOU
あまりに想定外のポップチューン!人生で初めて「rock」の意味を調べました(笑)
だって私の中で「rock」のイメージは音楽の、あのカッコイイ感じだから…そういう頭で聴く準備してたら、
ピアノが「ぽろろ~ん♪」って。「あれ、次かしら?」つって。そしたらこれがまたロックな『Cry for you』という曲で。
重大な誤植かと思いましたね。結局間違ってたのは私ですが(笑)
「rock」=「揺さぶる」という意味があるみたいですね!
(そういや、Queenの「We will rock you」も揺さぶってやるぜ!的な歌詞だったかも。。。)
翔くんのラップの入り所が珍しいですね!そういや2番のサビがない。
「はやる想い とっ、止まることなく」ってわざと1回止めてるのが好きですね。
言葉は「止まることなく」なんだけど、あえて一瞬止まることで「運命的」と感じた瞬間の胸のドキドキというか、
そういうイメージが広がりました。
ちなみに、最後「宇宙is you…」のディレイは自分で言ってるのよね。案外アナログ(笑)(TimeコンDVDより!)
ニノちゃんもリーダーに負けず伸びやかー。この曲はリーダーよりもニノちゃんのハイトーンの方が合いますね。
リーダーがこの部分を歌っているのを妄想してみましたが…うーん、やっぱりニノちゃんです。ディレクターさんさすが。
で、気付きました?
"ROCK YOU"と言いながら、その前に十分揺さぶられてるのは"ME"だということ。ふふ。
人と人の関わりは永遠にこの繰り返しですね。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中122曲まで書き終わりました!
#116 Firefly
| 曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
| Firefly | 櫻井翔 | Makoto ATOZI | 笹本安詞 | O | ◎ | ◎ | |
firefly=蛍
涙を雨と表現することはあっても、蛍と表現する詞はおそらく初めて見ました。
「はかなさ」の象徴…
最近イコライザをいじるのがマイブームなのですが、ほんと音楽を作る人って見えないところのこだわりがすごい。
ニノちゃんもラジオで曲作りについてのこだわりを語っていました。
全体的に聴いてるリスナーにとっては気にならないところでも、本人にとっては大事だったりして。
この曲では…あのカッコイイサクラップの後ろでサクラップなんですよ。
ステレオで聴いているとあまり気付かないのですが「Rain firefly lady firefly baby」のフレーズを翔くんがラップ中ずっとループ(繰り返し)しているんです。
スクラッチと韻を踏んだフレーズのループ、ラップ、ピアノその他の物々しいメロディー(使うところ間違えたら完全に火サスかホラー)。
それぞれが折り重なって作り出される混沌とした音が、表では「忘れないよ」と言いながらも
心では後悔や愛情やモヤモヤが渦巻いているように聴こえて、切なくなります。
#117 太陽の世界
| 曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
| 太陽の世界 | 櫻井翔 | HYDRANT | 大坪直樹 | - | ◎ | × | |
もともとあった3曲をメドレーに合成したかのような(笑)おもしろい構成です。
よくこんなん作れるなぁとプロの仕事に脱帽です…。
何がすごいかというとですね…キーの変化が激しいんです。
詳しく分析すると、
イントロ:Am(イ短調)→A,Bメロ:C#(嬰ハ長調)→サビ:C→間奏:Am(イ短調)
→2番A,Bメロ:C#(嬰ハ長調)→2サビ:C→間奏:Am(イ短調)
→ラップ:Am(イ短調)→ラスサビ:C→アウトロ:Am(イ短調)
うーん、分かりヅライ。
要はですねぇ、次の3つのポイントがすべて突拍子もなくやってくるわけです。
①イントロ→Aメロにかけて、マイナーっていう暗い調から突然メジャーっていう明るい調に変わる
②しかも黒鍵を使わないAmから黒鍵使いまくりのC#に変わる
③Bメロ→サビにかけて、黒鍵使いまくりのC#から黒鍵を使わないCに変わる
(参考:Key in Am=ラシドレミファソ、key in C#=ド#レ#ミ#ファ#ソ#ラ#シ#、Key in C=ドレミファソラシ)
リズムとか諸々無視してキーだけにフォーカスすれば、
①②は、言うたら『Carry on』のイントロから『Everybody前進』のAメロに突然変わるのと一緒。
③は『Everybody前進』Bメロから『We can make it!』のサビに突然変わるのと一緒。
さぁ、どうぞ歌ってみてください。不思議な感覚に陥ります(笑)
それくらい、突拍子もない転調のオンパレードなんでございます…
なので、聴いたとおりにマネできる人なら何の問題もなく歌えると思うんですが、
音楽経験が豊富で曲のコード進行のパターンが感覚的に頭に入っていたりする人は、
これほど突拍子もない転調もなかなかないので、案外苦戦するんじゃないでしょうか。。。
P.S.サクラップで、「Yo-ho!向こうの方へと/頂上方向へ俺と」というフレーズがありますが…
これは『We can make it!』と何か関連があるのでしょうか?言葉は違うのですが、リズムと母音はドンピシャ(笑)
#118 Carry on
| 曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
| Carry on | - | 村野直球 | 岩田雅之 | AMNOS | × | × | |
アコースティックギターのマイナーな響きが…最初のリーダーの「哀愁感を帯びている」声とマッチしますね。
(『日経エンタテインメント』2010年1月号より。いい表現だと思ってそのまま使わせてもらいました)
譜割りも素晴らしい。ほんと、毎回曲の譜割りをしている方は、嵐のことをよく知っての采配だと…本当に思いますね。
人間誰しも迷い悩む時があります。このまま続けていいのか、やめてしまった方がいいんじゃないか…
そういう「今」の自分を疑う言葉が頭の中に居座ってしまったり。
そんな時に「立ち止まっていいんだよ」「ガンバレなんて簡単に言わない」という言葉のなんとありがたいことか。
結局のところ、「叶わぬ夢もある」と思うも、思わぬも、自分を信じる「強さ」次第でいくらでも変わる。
"To carry on …"
onの後にはこの詞を読む人の自分の夢、希望、願い、未来を浮かべて。
その挑戦を続けるために。
#119 ROCK YOU
| 曲名 | Rap詞 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
| ROCK YOU | 櫻井翔 | youth case | Takuya Harada | AMNOS | ◎ | × | |
あまりに想定外のポップチューン!人生で初めて「rock」の意味を調べました(笑)
だって私の中で「rock」のイメージは音楽の、あのカッコイイ感じだから…そういう頭で聴く準備してたら、
ピアノが「ぽろろ~ん♪」って。「あれ、次かしら?」つって。そしたらこれがまたロックな『Cry for you』という曲で。
重大な誤植かと思いましたね。結局間違ってたのは私ですが(笑)
「rock」=「揺さぶる」という意味があるみたいですね!
(そういや、Queenの「We will rock you」も揺さぶってやるぜ!的な歌詞だったかも。。。)
翔くんのラップの入り所が珍しいですね!そういや2番のサビがない。
「はやる想い とっ、止まることなく」ってわざと1回止めてるのが好きですね。
言葉は「止まることなく」なんだけど、あえて一瞬止まることで「運命的」と感じた瞬間の胸のドキドキというか、
そういうイメージが広がりました。
ちなみに、最後「宇宙is you…」のディレイは自分で言ってるのよね。案外アナログ(笑)(TimeコンDVDより!)
ニノちゃんもリーダーに負けず伸びやかー。この曲はリーダーよりもニノちゃんのハイトーンの方が合いますね。
リーダーがこの部分を歌っているのを妄想してみましたが…うーん、やっぱりニノちゃんです。ディレクターさんさすが。
で、気付きました?
"ROCK YOU"と言いながら、その前に十分揺さぶられてるのは"ME"だということ。ふふ。
人と人の関わりは永遠にこの繰り返しですね。