デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中83曲まで書き終わりました!
#83 Rain
ついにきちゃいました、智ソロ。。。
まず選曲。本当にR&B系の曲が似合うリーダーにぴったりの曲を作ってくる、スウェーデン作曲家チーム。相性がいいんだなぁ。イントロなんかは、深夜、窓の外降りしきる雨、雨の雫が涙のように伝う窓ガラス…次々と浮かびます。
ダンス。『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』をご購入くださいませ(笑)なんだこのキレは…。振りを通勤の電車(30分)で考えたというんだから。サビの…腰を突き上げる振りまで考えたの?って誰もが思っているであろう(笑)あとあの、衣装ね。白ジャケットをまくって細い腕がすらっと伸びている感じまで果てしなくセクシー。。。
知れば知るほど、疑問ばかりが残る男。大野智。だからみんな、サトシック。
歌詞。普段は平和主義なのに…浮気のドロドロ感を歌いきる、大野智。こやつは何者だ?と本気で思います。いまだに。
細かく追おうとするとすごく難解なんですよね…ネット上のどこを探しても、踊りや歌声を賞賛するエントリーがあっても、この歌詞そのものの解釈をしている人がいない。
…と、言う訳で頑張れEmina。
以下、作詞家さんの意図を知らない、Eminaの勝手気ままな自己満の解釈です。それを踏まえた上で、どうぞ。
この歌詞は…とても純愛とは言えない、人間の本能の部分をものすごく浮き彫りにした歌詞だと思います。Aメロ。受話器の向こうには「僕」の心のざわめきを表すかのような激しい雨の音。そして…聞こえたか聞こえなかったのか、他の誰かの気配を電話越しに察知してしまう。おそらくこの歌詞の上では一貫して彼女には会えていないことがうかがえるので、Bメロの「♪くちびるを~」は、彼の中で独占欲というか、そうしたい衝動にかられたこと表しているのかなと…。そしてその衝動から行動へ。「僕はあきらめない」「始まったばかりなのに」「どうして僕らは終わっちゃうの?」(Give upを意訳しました)と彼女を追い始める。
2Aメロ。「雨の音に」象徴される心のざわめきから、「沈黙のsqueal」へ。squealっていうのは、悲鳴とか金切り声とかいう意味ですが、ここでは心の中での悲鳴が彼の中を駆け巡っている状態でしょうか。体の中心からバラバラに崩れてしまうくらいの切なさ、「どこにいるの?」「来るの?」と絶望にも近いような不安に襲われ…2サビへ。ついに、「僕」と「君」を隔てていた”線”を越える(現実を目の当たりにする)ところまで行ってしまう…。
ブリッジ。ルージュのついたグラス。まさか「僕」がこれを保管していたわけではないと思いますが(あったら完全に怪しいコレクターになってしまいます。)それでもやはり心のどこかに残って感じている「君」のセクシーさというか、いとおしさというか。そういうわずかに残る気持ちの表現かなと。もう散々振り回されて心はズタボロなのに、まだ彼女を求めてる。そこで「Yeah!」ですよ!!あれが「沈黙じゃない、squeal」。
そしてラスサビ。ついに”復讐劇”の始まり。そう、きっと…「beginning」っていうのは二人の関係が始まることなんかじゃなくて、裏切られたことに対する復讐の始まり。バックコーラスで「♪This is The Beginning,This is The Start」と言っていますが、「Start」はここでは「衝動」とか「発作」という意味の方が当たっているかも。バックコーラスの歌詞なので、どちらかというとストーリーテラーというか、客観的な位置で「僕」状況を歌っているように感じます。
もちろんゲームなんかじゃない。僕を裏切るような「君」なんて誰も(一緒にいる”だろう”ヤツも)愛しちゃいない。僕の思いだって君に届かない。だから「始まり」だと。
『復讐』…
さて、サトシックの皆様気付きましたか?
こんな解釈をすると、「僕」がどこか『魔王』の成瀬さんのイメージにリンクすることを。
ふふ(笑)個人的解釈でした。楽しい。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中83曲まで書き終わりました!
#83 Rain
曲名 | 作詞 | Rap詞 | 作曲 | 編曲 | ソロ | サクラップ | サトフェイク |
Rain | - | IntoGroove | Peter Bjorklund Joel Eriksson | 安部潤 | O | × | ◎ |
ついにきちゃいました、智ソロ。。。
まず選曲。本当にR&B系の曲が似合うリーダーにぴったりの曲を作ってくる、スウェーデン作曲家チーム。相性がいいんだなぁ。イントロなんかは、深夜、窓の外降りしきる雨、雨の雫が涙のように伝う窓ガラス…次々と浮かびます。
ダンス。『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』をご購入くださいませ(笑)なんだこのキレは…。振りを通勤の電車(30分)で考えたというんだから。サビの…腰を突き上げる振りまで考えたの?って誰もが思っているであろう(笑)あとあの、衣装ね。白ジャケットをまくって細い腕がすらっと伸びている感じまで果てしなくセクシー。。。
知れば知るほど、疑問ばかりが残る男。大野智。だからみんな、サトシック。
歌詞。普段は平和主義なのに…浮気のドロドロ感を歌いきる、大野智。こやつは何者だ?と本気で思います。いまだに。
細かく追おうとするとすごく難解なんですよね…ネット上のどこを探しても、踊りや歌声を賞賛するエントリーがあっても、この歌詞そのものの解釈をしている人がいない。
…と、言う訳で頑張れEmina。
以下、作詞家さんの意図を知らない、Eminaの勝手気ままな自己満の解釈です。それを踏まえた上で、どうぞ。
この歌詞は…とても純愛とは言えない、人間の本能の部分をものすごく浮き彫りにした歌詞だと思います。Aメロ。受話器の向こうには「僕」の心のざわめきを表すかのような激しい雨の音。そして…聞こえたか聞こえなかったのか、他の誰かの気配を電話越しに察知してしまう。おそらくこの歌詞の上では一貫して彼女には会えていないことがうかがえるので、Bメロの「♪くちびるを~」は、彼の中で独占欲というか、そうしたい衝動にかられたこと表しているのかなと…。そしてその衝動から行動へ。「僕はあきらめない」「始まったばかりなのに」「どうして僕らは終わっちゃうの?」(Give upを意訳しました)と彼女を追い始める。
2Aメロ。「雨の音に」象徴される心のざわめきから、「沈黙のsqueal」へ。squealっていうのは、悲鳴とか金切り声とかいう意味ですが、ここでは心の中での悲鳴が彼の中を駆け巡っている状態でしょうか。体の中心からバラバラに崩れてしまうくらいの切なさ、「どこにいるの?」「来るの?」と絶望にも近いような不安に襲われ…2サビへ。ついに、「僕」と「君」を隔てていた”線”を越える(現実を目の当たりにする)ところまで行ってしまう…。
ブリッジ。ルージュのついたグラス。まさか「僕」がこれを保管していたわけではないと思いますが(あったら完全に怪しいコレクターになってしまいます。)それでもやはり心のどこかに残って感じている「君」のセクシーさというか、いとおしさというか。そういうわずかに残る気持ちの表現かなと。もう散々振り回されて心はズタボロなのに、まだ彼女を求めてる。そこで「Yeah!」ですよ!!あれが「沈黙じゃない、squeal」。
そしてラスサビ。ついに”復讐劇”の始まり。そう、きっと…「beginning」っていうのは二人の関係が始まることなんかじゃなくて、裏切られたことに対する復讐の始まり。バックコーラスで「♪This is The Beginning,This is The Start」と言っていますが、「Start」はここでは「衝動」とか「発作」という意味の方が当たっているかも。バックコーラスの歌詞なので、どちらかというとストーリーテラーというか、客観的な位置で「僕」状況を歌っているように感じます。
もちろんゲームなんかじゃない。僕を裏切るような「君」なんて誰も(一緒にいる”だろう”ヤツも)愛しちゃいない。僕の思いだって君に届かない。だから「始まり」だと。
『復讐』…
さて、サトシックの皆様気付きましたか?
こんな解釈をすると、「僕」がどこか『魔王』の成瀬さんのイメージにリンクすることを。
ふふ(笑)個人的解釈でした。楽しい。