デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で176曲中82曲まで書き終わりました!

#79 Days


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Days-北川暁宮﨑歩長岡成貢××

舞台のラストのような…壮大なイントロに始まる、ラブバラード。3:41と、バラードとしては短いですが…生で聴いたら泣けるんだろうなぁ。。。正直…CDだけだと何かが足りないんです。うーん。曲としては素晴らしいの。でも…余計なことが頭に入ってしまっているからかな。。。どの曲もそうだけど、この曲に関しては数倍もCDだけでは感じることのできない”何か”を、ライブだったらもっと感じることができるのだろうなと、強く思うのですね。うん。。。きっと、同じ空間を過ごした後なら。この曲で感じるものがもっとあるんだと思う。
疑っているわけではないけど、「ずっと守るよ」って嵐さんには説得力がないんだ…なんか。。。大好きなんだよ?大好きなの。でも、いつかふっと、消えてしまいそうで。私たちの側だって同じだよね。ずっと応援するよと言っても、ふっと消えてしまう人だって必ずいるのだから。。。自分だって、ずっと応援したいって気持ちは今強く持ってるよ。持ってるけど、実際数年後にその保証があるわけじゃない。
10周年に縁起でもないことを言っているかも知れないけど…批判食らうかもしれないけど…なんか今はすっと入ってこないんです。このときの嵐ちゃんが、こう歌っていたっていうのは…。嘘のレビューは嘘だとバレるから…私の正直な気持ちです。印象が変わったら、その時はちゃんと書きます。

#80 素晴らしき世界


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
素晴らしき世界櫻井翔オーノカズナリ・SPIN松下典由石塚知生AMNO×

イントロで繰り返すギターの音で、一歩一歩前へ歩き出す足元を映す映像が見えてきませんか?歩くペースと同じくらいのテンポで…ギターが控えめに響く。でね…足元は一歩一歩確実に前へ進んでいるんだけど、足元から上は…泣いて、笑って、傷ついて、温められて、、、いろんな表情を背負っていて。この歌詞に表現されてる『素晴らしき世界』って、いったいどんなものを言ってるんだろうと、想像を巡らしてみるんだけど…決して甘っちょろい世界ではないんだよね。泣いたり、笑ったり、いくつもの夜を越えてるんだもん。でも、そういういろんな経験をしていること自体が、経験から何かを感じていること自体が、それが次に繋がっていくんじゃないかって、たとえ夢だとしても思える自分がいる…。それって全て素晴らしいことで。ある種、もう…人生哲学ですよね。感動作です。

#81 サクラ咲ケ


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
サクラ咲ケ櫻井翔相田毅谷本新石塚知生AMOS×

城南予備校のCMでよーく覚えてますねぇ。受験応援ソング!!イントロからして、先に光が見えるような…。今でこそあるんですけど当時は地元には城南はなかったんで、翔くんがイメージキャラクターだってことから城南を知ったなぁ。その時にはもう大学生だったから関係なかったけど(笑)それくらい、なんかインパクトありましたね。予備校の広告って、やっぱり賢そうな人が載っていて…。城南のCMを見て、あ…櫻井くんってちゃんと卒業したんだ…と初めて認識した記憶が…(中退していたら絶対こういう仕事は来ないからね)その時は普通の人なら感じる苦労を苦労ともせず当たり前のようにこなしていた、なんてことは知る由もなく…
この歌詞のいいところは、サビの「君の胸の中で揺れてた小さな蕾よ」ってところかな。受験生の時…特に現役のときなんか、自分の中に”蕾"すらあるのか不安になりがち。それが自分の胸の中(=外から自分で確認できない場所)に小さくてもあるんだって、そういう前提で歌われてるのが、すごく勇気になります。
今でも、嵐ファンの受験生はこの歌を励みに頑張ってるんじゃないかな。

#82 手つなごぉ


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
つなごぉ-樽木栄一郎AKIRA×

14thシングル『サクラ咲ケ』のカップリング曲。
「手をつなぐ」って、いいですよねぇ。。。言葉が下手くそでも、気持ちが伝わる大事な手段だと思います。もっとも、それで勘違いをすることも大いにあり得ますが…(苦笑)だけど、「手」って本当に不思議な力を持っていると思います。握手という挨拶方法があるくらい、気功っていうものがあるくらい、パワーを放出するのも受け取るのも、「手」ってすごい役割をしているなーって思います。
想いを感じあう手段って、唇や体を重ねることもあるけど、手のひらを重ねることが一番どこでもできて、長く感じあえて、あったかい気がするな。そういうあったかさを、曲の雰囲気からも、歌詞からも感じることのできる、あったかソングです!