デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で173曲中78曲まで書き終わりました!

Vol.22からは、『All the BEST!1999-2009』の限定盤で10曲中3曲が収録されたという嵐メンにも人気のアルバム『One』のレビューです。メンバーのソロ曲が収録されており、身体的な成長とともに歌唱力もついてきたからこそのアルバム構成です。
このアルバムも名曲たっぷり!聴きドコロ満載なので早速始めます! 

#75 Overture


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Overture櫻井翔岩田雅之AMNO×

おっ?なんだこのオシャレ感は!というOverture。短い中に、朝のけだるーい感じがいいんですよねぇ。サトシックにはたまらない「♪ふとまぶたをこすーるー」(笑)

#76 夏の名前


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
夏の名前櫻井翔hamai原田勝通ha-j・吉岡たくソロサクラップサトフェイク

大野智って人は…本当にニクイ。心地よい風のような、ビブラートが入ったソロに始まり、爽快でちょっと苦くもあるナンバーです。イメージは…やっぱりベストのブックレットにもあったように「田園風景」ですね。田んぼが一面に広がる感じの。だからこそ、ピュアな恋心が引き立つ感じがします。どんな経緯で友達になったかは分からないけど、自分がその土地を離れる時…友達の女の子には最低でも見送りに来て欲しかった。来てくれたなら、きっと強引に彼女も連れて行きたかっただろうな。「もう一枚の切符」はそのためかなって。だけどそれは叶わなかった。
きっと、離れる前に「好き」って伝えていたんだろうね。電話がつながって、「行けない」と言われてしまったんだろうね。。。
私は浮かぶイメージに「風」も足したいところですね。イントロといい、ラップの最後の翔くんの「♪風が吹いた~」が、こう…切なさに拍車をかけて…すごくいい。

#77 ROMANCE


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
ROMANCE-HigherFJoey Carbone大坪直樹AMNOS×

印象的なサビが繰り返されるこの曲…「♪ローマンスにー行こーよ、行こーう!」と言ってるんだと思ったら、「♪ローマンスにー行こーよ、You Go!」だったということを今知った私(笑)ずっと、ロマンスに「行く」という表現が引っかかっていたんですけど…これで自己解決しました。
いやね、「ロマンス」ってなんだろうという。疑問がずっとあったんですよ。普通で解釈すれば「恋物語」とかそういうことで、「ロマンスがあった」とか、そういう表現で使うので、「ロマンスに行く」っていうのがぜんっぜんしっくり来なかったんです。でも…あれですね、気付きました。「コンサート」ってある意味「ロマンス」ですもんね。同じ空間で過ごすこと、誰かと目が合ったり、笑顔になったり。そう考えると、しっくりきました。って、違ったりして(^^ゞ
リーダーの裏声ステキー!な間奏フェイク。必聴です。

ちなみに、戯言ですが某有名ロックミュージシャンは、CDを家で聴いてるのが「自慰」だとしたら、ライブは「性行為」と表現していました。(卑猥な表現が苦手な方はスルーしてね。)バリバリのロッカーなんで表現は過激ですが、でも言っていることは一緒かなと。双方向で、通じ合っている。という点でね。畑が違うから、表現方法も違う。それだけです、きっと(笑)あ、すいません、汚しましたかね…。


#78 Lai-Lai-Lai


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Lai-Lai-Lai-SPIN磯崎健史ha-j・吉岡たくAMNOSサクラップサトフェイク

ラテン調のピアノのリズムがもーたまんないですね。歌詞も嵐さんが書いているかのような、メッセージ性を感じます…。
10年経ったって何も変わってない、という嵐の面々。「変わったとしたらリーダーの意識くらい」なんてニノが言ってのけてしまうほど(笑)でも変わらないことを維持するのが一番難しくて。でも嵐はそれを目指してる。それがA’メロであったり。『POTATO』2009年11月号の一問一答で、潤くん・ニノ・リーダーが”一生この仕事をしていく”と決めたわけではないと答えている。ファンよりもはるかに現実を見て、だけど冷めているわけではなく…「アイドル」でいられる「今」を精一杯彩っている。嵐が”終わった”先のことは分からないけれども、嵐として走り始めて5~6年の中で、嵐としての活動には”揺るがない覚悟”ができてきたんだろうと思う。完全じゃなくてもね。。。それが、Bメロに重なったり。
ちなみにサトシック情報といたしましては…『テ・アゲロ』と1、2を争う程の大野智の情熱VOICEが聴けますね。「最後の最後で同じ箇所を何度もリピートする症候群」にかかります(笑)