デビュー10周年ツアー中の嵐。
只今【ARASHI Song Review 1999-2009】と題して、10年間でリリースされたシングル・アルバム・DVD収録曲のレビューを年代順にお送りしています!今日で173曲中66曲まで書き終わりました!

#66 優しくって少しバカ


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
優しくって少しバカ-井上貴志ha-j××

なんと相葉ちゃんメインの曲!!いやぁ~相葉ちゃんはいろんなところで基本的に全力なので、それが歌い方にも出てるんですよねぇ!だから、こういう疾走感のあるがむしゃらロックチューンは本当に似合います。
歌詞はですねぇ…「ダッフルコートのフード」っていうのが私は結構カギだと思っていて。一番最初に出てくる「ダッフルコートのフード」と次に出てくる「ダッフルコートのフード」ってちょっと意味が違うと思うんです。
最初の方は「(外野の言葉の)遮断」という意味での「ダッフルコートのフード」。信じて進まなくちゃいけない時、周りの声ばかりを聴いていては一向に前に進まない。そういうときには、まるで耳に蓋をするかのようにフードをかぶって、フードの内側にいる自分を信じて進むしかない。進むための「方法」だと。
もうひとつは「自分を守ってくれる存在」としての「ダッフルコートのフード」。
それは自分かもしれないし、頼れる誰かかかもしれないけど…とにかく、自分のともし火を強風から守ってくれる何か。
そういう状態で古い地図を握り締めて無くなったものを探しにいくなんて、非効率的で可能性すら低いのだろうね。世間的には「バカ」というのかもしれない。だけど、それでもどうにか…という想い(=ともし火)が胸の中にあるのなら、辛くても前へ進むよ。という感じかな。
優しい子って、当たり散らした後に尋常じゃないくらいに後悔するんですよね。
人にやってしまったことが、自分に返ってきたということに瞬時に気がつく。
八つ当たりしてもすっきりできない優しい子だけど、要領はあんまりよくない。
そういう子が前へ突き進む歌なのかなと思います。
そしてね、まだ続きますよ(笑)マニア的には譜割りがグッとくるんです。。。
Aメロ(♪10年前の~):相葉ちゃん

A’メロ~Bメロ(♪ダッフルコートの~):相葉ちゃん+ニノ
1サビ:オールメン

2番Aメロ(♪人生とかけて~):相葉ちゃん

2番A’メロ~Bメロ(♪何を追いかけて~):相葉ちゃん+リーダー

2サビ:オールメン

ブリッジ
(♪ダッフルコートの~):相葉ちゃん
(♪頼りながら~):相葉ちゃん+ニノ
(♪寄り添いながら~):相葉ちゃん+ニノ+リーダー

ラスサビ:オールメン

なんか、相葉ちゃんがずっとリードボーカルなので、ニノやリーダーが入ってくるA’メロやブリッジがなんか相葉ちゃんに寄り添ってるような感じなんですよね。歌詞には書いていないけど、周りが相葉ちゃんの「ともし火」を守ってくれているかのような。そういうあたたかさを私は感じたので、この曲すっごく好きになりました。

#67 Dear My Friend


曲名作詞Rap詞作曲編曲ソロサクラップサトフェイク
Dear My Friend-小川貴史関淳二郎M・N・O××

カウンターチェアーに座って歌えそうな、ミドルチューン。
うーん、これは「別れ」が近い友達同士と捉えていいのかなぁ。この先離れ離れになって不安を感じるかもしれない。だけどこの一歩を踏み出すことで、いままで当たり前だった一緒の時間が宝物に思えて、もっと大事にしたくなるはず。不安でだめになりそうでも、つながっているならその糸を手繰り寄せればよくて、思い返して、ふざけあったりすればよくて…。「大丈夫だよ」とか「これからも一緒だよ」とかなかなか照れくさくて言葉にできないけど、君に伝えるよ。
じーん。。。いい関係だなぁ。。。