みみより日和 -2ページ目

みみより日和

あなたにつながる大きな力へと続く、青空の扉をあけて




願いを持とう。
たとえ叶いそうにない願いでも。
恐れ多くて、覚えていることさえ恥ずかしい願いでも。
持とう。


満月にとどく。


***


メッセージについて書いた。


神様は、あらゆるものを総動員して、
使えるものはどんなものでも使って、
少々乱暴でも、必要なことを伝えてくれるのだ。

最適なタイミングで。


まさに、この文章を書いたとき、パソコンの画面の右端に、フェイスブックのメッセージが届いたことを知らせる窓がひらいた。


(えっ)


よく知っているプロフィール画像のアイコンだ。
表示される差出人の名前は。


(うそーーーーーーーーっ)


ほとんど浜田省吾さんからメッセージが届くのと同じくらい、ありえない人物。


(ほんとうに?)

(どきどきどきどきどきどき……)


二か月近く前に書いた一方的なファンメールのお返事だった。
とても惹かれる歌を詠むその人に、思いを伝えずにはいられなかったのだ。
お返事をいただけるなんて!


(今?)


誕生日には、ずっと前に創った歌集を見ず知らずの人からほめてもらい、手のとどかない遠い存在のかたから、こうしてメッセージが届く。


(今)


「今」なんだなあ……。


ものすごく丁寧なメッセージを読んで、背筋が伸びる思いだ。
いつか会えることがあったら。
スピネルのような輝きを持つ歌をひとつ、掲げていたい。


***


不思議なことがある夜は、どんどん連鎖をする。この日、またひとつ、願いがかなった。


書いていただけるような短歌を詠みたいと、ずっと思っている書家のMさんが、私の詩を色紙に書いてみたいと言ってくださったのだ!


(ほんとうですかーーーーーーーーーっ)


Mさんに書いていただけるような短歌を詠むことが目標だと伝えていたので、わざわざ、「詩でいいですか?」とまで訊いてくださった。


(きゃーーーーーーーーーーーーーーっ)


いいんです、いいんです、短歌なんてぜんぜんまだまだですから。
いいんです、いいんです、Mさんが書いてくださるだけで。


〈魂で書いたものは魂に届く〉


村松恒平先生に教えていただいた言葉だ。


Mさんにとっての書は、魂そのもの。


天にも昇る気持ちというのは、こういう夜のことを言うのだなあと思った。


そうしたら、
フェイスブックで、「満月の夜は、忘れたころにギフトが届く」と書いている人がいた。


そうか、満月!

満月なんだ。満月なんだ。
満月のミラクルなんだ。


***


願いを持とう。
たとえ叶いそうにない願いでも。
恐れ多くて、覚えていることさえ恥ずかしい願いでも。
持とう。


満月にとどく。


浜田えみな


2月23日は、おとめ座の満月でした。