「赤毛のアン」の島へ... -2ページ目

     「赤毛のアン」の島へ...

        大好きな「赤毛のアン」、プリンスエドワード島をもっと知りたい...!!



1997年にプリンスエドワード島を訪ねました。
生まれて初めてのホームステイ、
目的は「赤毛のアン」の世界を実際にこの目で見て、肌で感じて、
より素敵なものにしたいな~~~と思ったからです。

英語がほとんど話せなかった私は、
すべてのスケジュールを管理する自信がなかったので、
現地まではなんとか自力で向かい、
島に滞在した5日間の行動については旅行代理店にお願いしました。


ホームステイ先は、こちらのお宅でした。




裏庭から撮った写真です。
平屋のお宅ですが、向こうにもベッドルームが3つあり、
洗濯室と貯蔵庫を備えた大きな地下室があり、
ゆったりとしたお家です。
緑の芝生と赤い屋根が、とっても素敵でした。





これは、リビングルームの一角。
窓の外に見えているのは、お隣のお宅です。
隣家との距離がちょうどいい感じですよね~~~~。
通りも見えます。
昼間も夜も、住民が運転する車以外はほとんど見かけませんでした(^^)
家具は椅子も戸棚も、どれもじっくり選んで購入されたものらしく、
壁紙の色にもしっくりと調和していました。
冬には暖炉が活躍する空間は、まさに夢のリビング。



 

こちらが、私が案内された部屋です。
ベッドはなく、マットレスのようなものを重ねた上に布団が敷かれてありました。
なんとなく、畳の上に寝ている感じで、
とても落ち着けました。
掛け布団は奥さんお手製のキルトです。
ああ、アンの島に来たんだな~~~~と、ほっこりした気分になりました。
家具はどれも可愛らしく、綺麗に磨き抜かれていて、
清潔感のある素敵なお部屋だったのですが、
ドアに鍵がなかったので、最初はちょっと居心地が悪かったのを覚えています。
夜中にはスーツケースをドアにたてかけて眠ったりしました。
初めて余所のお宅(しかも男性がいる)に泊まったので、
少々びくびくしてたかもしれません。
翌日からは朝までぐっすり眠ってました(^^;)
ホームステイの受け入れに慣れているお宅でしたので、
部屋には金庫がちゃんと用意されていました。
旅行者にはありがたい配慮です。。。





これは、母屋から見た裏庭です。
「ひ、広い。。。」
何坪くらいあるんでしょうか。
「引っ越してきてすぐで、まだ手入れ中なのよ」と言われていたので、
今ではもっと広々しているかもしれません。
奥にあるのは、ハーブ園。
左手前に見えるのは野菜畑です。
森のように植わっている垣根が、
隣家からプライバシーをしっかり守っています。

こんな家に住めたら、、、、素敵ですよね。
毎晩いい夢が見れそうです。
当時、島の家を買いとる日本人が増えているという話を耳にしました。
島に憧れ、島に惹かれて移住を決めた人も多かったようです。
私もお金に余裕があれば、小さな家を買っていたかも。。。
夢のようなプリンスエドワード島での【ホームステイ体験記】は、
これからもどんどん書いていきたいと思います☆彡



アンの世界に浸りたい方に、お勧めのオーディオブックです。

Anne of Green Gables (Radio Theatre)/L. M. Montgomery



 
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グリーンゲイブルズの前です (≡^∇^≡)
写真はちょっとボケていますが、記憶は鮮明に残っています。






ホームステイの2日目、
「Full Day Anne Tour」というオプショナルツアーが組まれていました。
英語が得意でなかった私は、
たった1人で「アンの家」グリーンゲイブルズを訪ねる勇気がなかったので、
迷うことなく、このツアーに参加しました。

小さなバスに乗り、モンゴメリ縁の地をあちこち巡りましたが、
やはり1番記憶に残っているのは、
このグリーンゲイブルズです。

当時、「赤毛のアン」にまつわるブログを書くことになるとわかっていたら、
たくさんの写真を撮ってきたのに、残念。。。(ノ◇≦。)

アンの部屋(ちゃんとパフスリーブのドレスが掛かっています)、
マシュウの部屋(部屋というより、納戸...)、
マリラの部屋(なぜだか、あまり印象に残ってないけど)、
お話の中の舞台が、そのままそこにありました。
1階にはお馴染みの台所があり、
当時使われた料理道具などが展示してありました。
「ああ、アンは此処でリンゴを剥いたり、クッキーを焼いたりしたのね。。。」
アンファンなら誰でも、うっとりしてしまう空間です。
興味深かったのは、ちょっと狭いキッチンに
場違いな大きさの長椅子がでんと置いてあったこと。

日本人スタッフが
「どうしてこんな狭いキッチンに、こんな立派な長椅子があると思いますか?」
と、ツアー客に質問しました。
「当時の女性はコルセットをしていたり、長いドレスの裾に邪魔されたりしながらハードな家事をこなしていたので、合間にこうした長椅子で休憩をとる必要があったんですね」

なるほどね。
ついつい優雅さだけを見てしまうけど、
確かにアンの時代、掃除機もないし、洗濯機もない。
午前中の家事をこなしただけで、相当なダイエットになったはず。


グリーンゲイブルズの近くには、あの小道もありました。
そのお話は、また次回に。。。。


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  「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島。
私は1996年秋に現地でのホームステイを体験しました。
ちょっと昔の体験記になりますが、
当時の思い出をふりかえりながら記事を書いてみたいと思います。

皆さんも夢とメルヘンの島「P.E.I」で素敵な旅ができますように。。。



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