ご訪問ありがとうございます。
最近、アクセスが増えています。
きっと、白血病について調べてここのブログにたどり着いている方も多いのかなと思いました。
タイトルにある通り、
改めて私の自己紹介記事を投稿します。
私は、現在30代後半の都会で働く
独身ウーマンです。
元気でバリバリ働き、
これから結婚、出産がしたいな、
とプライベートも充実させようと思っていた頃、
アラサー、いわゆるAYA世代で白血病になりました。
病名は、
急性骨髄性白血病
たまたま
会社の健康診断で白血球の数が異常だとわかり、「家族に付き添ってもらった上で、大きな病院へ行ってください。」
「すぐに、明日にでも。」
翌日、もはや自力ではほぼ歩けず、
紹介された病院で心臓がバクバクしながら、
待合室で母と結果を待ったときのこと、今でもあの時の記憶はとても鮮明です。
そのまま帰宅できることはなく、
車椅子で緊急入院。
入院先はさらに別の病院となり、
骨髄検査をしたら、もはや骨髄液が全く引けないほど、体はがん細胞に蝕まれてました。
その時のblast数値、90%以上。
そこから1か月、寝たきりか車椅子。
集中治療室。
40日ほど経った頃、
寛解治療中に、
白血病の詳しい検査の結果、
遺伝子異常があるタイプとわかりました。
FLT-3ITD 突然変異
白血病のタイプによっては
抗がん剤治療のみでの退院、
そして、通常の生活に戻るにもさほど時間はかからない。
そんなことを心から祈り、
少しの希望で期待してましたが、
告げられたのは、
「再発性がとても高く、予後不良群です」
「このままの場合、覚悟はしておいてください」という余命宣告でした。
天と地がひっくり返り、
眠り、起きていても、
夢と現実の違いが本当にわからなくなりました。
その後、
奇跡的に、
寛解導入治療1回目で無事に寛解。
地固め治療4回
ドナー探しも難がありましたが、無事に決まり、万全な状態で移植室へ入ることができました。
抗がん剤の治療期間中は、
一入院、平均40日ほど。
一時退院できたのは、
腎臓の合併症が発生してしまったときは、1泊だけ。それ以降は、平均1週間ほどでした。
移植直前の入院〜本退院までの入院生活は、
3か月半ほどでした。ほぼ病院生活。
そんな1年を乗り越えた後は、
本退院のタイミングで主治医からすすめられていた、2年間の維持療法を行ないました。
それも無事に終了して、
今は免疫抑制剤もステロイドも服用してません。
食事制限などもありません。
二足歩行で、元気に動き回れます。
小児ワクチンも全て再接種が終わりました。
治療による影響で、
いくつか持病という形で内服してる薬はありますが、命には何も別状ないです。
これは本当に幸せなことです。
仕事もできています。
ひとりで生活ができています。
ここにたどり着くまでには、
沢山苦しみ、努力し、悲しみましたが、
家族に支えられ、
友人にとっても支えられました。
そして、一緒に闘った戦友たちと支え合い、励まし合ってきました。なにより心強かったです。
一人きりでは、
絶対に乗り越えられなかった。
心からの感謝しかありません。
窮地に陥った時に、去っていく人もいましたが、手を差し伸べてくれる人がこんなにも現れてくれるんだなって、自分はなかなかの強運で、見えない力に守られてるような感覚になったことを覚えてます。
長くなりましたが、
私も治療中は、治療後に元気になってる人がいるという情報がほしくて、いっぱい検索しました。
移植をして元気になった白血病ブロガーの方に、励ましてもいただきました。
いまもし、ここにたどり着いてる方がいれば、
私も誰かの助けになれたらと思います。
誰もが助かるわけではないのかもしれませんが、元気になっている人たちも、間違いなく沢山いますよ!