お雛祭りの頃に阪神間の一部で
イカナゴがスーパーのお魚のコーナーに並びます。
天候が悪いと船が出ないし土日は入荷しません。
明石から直送でもお昼前後になります。
そうなると争奪戦となり番号札を出すお店もあったりで
なかなか手に入らないのですが
今年は「大根をおベンツに乗って買いに行くところ」と
揶揄される高級スーパーで偶然に遭遇しました。
結構大きい(@_@) 5cmはあります。
値上がりのこのご時世になんと去年の半額の値段!
最初は2パック買ってレジに並んでいたら
お隣のご婦人が3パックも買ってらっしゃるのを見て
引き返して私も3パック買ってしまいました。
イカナゴは時間との勝負なんです。
濃い口醤油、たまり醤油、みりん、お酒、ザラメ、
しょうがのみじん切り、山椒の実
を煮たてた中にパラパラと一握りずつ蒔き入れて
あくを取りながら一気に焚き上げます。
ぼ~っとしてたらすぐに焦げるので目を離せません。
予想よりもでかく煮あがりました。
こんなに大きな釘煮って初めてです。
郵便局のいかなご専用レターパックで
「ちょこっとでかい釘ですが」と一言添えて
あちこちへお送りしました。
ちょっと前まではワンコインパックにタッパー
とジップロックもついてたのに
最近はパックのみで付属品は有料なんですよ。
イカナゴのシールはもれなく貼ってくれますが。。。
温暖化で来年は煮干しのような大きさになるかも~
見栄えの悪い釘煮ですが早春の味を
ご笑味くださいませ。