ランチと神子畑(みこばた)精錬所跡 | 佳子さんの薔薇日記

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住宅街の片隅でひっそりと野菜やお花を育てています。

先週の日曜日、兵庫県の山奥にある旧三菱鉱山の「神子畑精錬所跡」を暑い中見学に出かました。

今回は私が一度は行って見たいと思っていたカフェレストラン「オークヤード」でのランチ付なのでルンルンです♪


あちこちのブログにも書いていたけど、われらも迷いに迷ってやっと細い山道をかなり進んだところにそのカフェはぽつんと建っていました。お昼時なので家族連れやカップルで満席。

3番目くらいだったので待つことにしました。

(今回は私のリクエストなので渋々ながら待ってくれました)






雪が積もるほど寒いところなので薪ストーブようにたくさん薪がストックされています。


お店の中は北欧風のシンプルですっきりとした設えです。




     ランチはおこわランチとパスタランチ。

     おこわの代わりに柿の葉寿司もあります。





食材は隣接する農園からの新鮮なものばかり。パンも手作りです。
珍しくツレが文句を言わずに全部平らげ、カルボナーラのソースを持って帰りたいなどと言い出すほどのおいしさで大満足でした☆☆☆

山の中とは言えしっかり暑い!でもツレの目的地はこれよりもまだ山の中。


「鉱石の道」
明延鉱山で採掘・破砕されたスズ等の鉱石は電車で神子畑選鉱場へ運ばれて選鉱・製錬され、さらに電気炉で精錬し銀や錫のインゴットを作るため鉱石輸送軌道で生野精錬所に運ばれていました。

鉱石や従業員を運んだインクライン、神子畑と羽渕の鋳鉄橋や鉱山道路などは、日本の近代化を支えてきた産業遺産として貴重です。

(生野の歴史より)



最初の的地「鋳鉄橋」は日本で最古の鋳鉄橋で国の重要文化財だそうな。







20数前に来た時は未だ炭住や映画館などが残っていたけど、道路もすっかり整備され、イギリスの技師が住んでいた洋館も綺麗にリニューアルされて公開されていました。









     


洋館の前にある百日紅の木は樹齢100年でこれも重要文化財だとか。





   少し大きめの鉱石が展示してありました。黄銅鉱と錫のようです。







目の前にそびえる精錬所跡もトタン屋根は無くなり昔の面影がかなり薄くなっていました。

そして公園にある「一円電車」は実物で、ツレ度も乗ったり下りたりして「写真を撮ってくれや」とこれまたご機嫌さんです。

この一円電車に乗るのも夢で試乗会を目論んでおります(-_-;)




ミニチュアみたいに子供がやっと向かい合わせに座れるほどの狭い座席なのです。これが実物大とはびっくり~!


案内人の人に「天然水」を汲める場所を教えてもらい、山を越えトンネルを抜けてずんずん進んで行ったところに「ふれあいの水」はありました。




ふと横を見ると野菜の無人スタンドに紫蘇と青紫蘇がドバっとバケツに束ねてつけてあります。一束100円。二束買ってさっそく夜に青紫蘇ジュースを作りました。

お友達に頼まれていたので、これで畑の青紫蘇を引っこ抜かずに済みました。






青紫蘇100%でお色はイマイチだけど結構美味しいんですよ(*^-^*)