相場(そうば)と値段。 | 日本全国からご依頼殺到中?!3万人以上の笑顔を描いてきた似顔絵クリエーターなつめえみりのブログ

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プロの似顔絵師として15年ほどやってきたので似顔絵のことはもちろん、我が家のお猫様たちや19歳上の旦那さんのことなどを書いていきたいなと思います!

モヤッとしたことがありまして。

 

イベントの仮押さえをしていた案件が

「似顔絵自体を行わないことになりました」と

キャンセルの連絡が入りました。

 

ここまでは普通だし、

私もああ、そうなんだと思ってました。

 

そしたら、その店舗に知ってる人が

入ってました…

 

まぁまぁよくある話っちゃ

よくある話。

 

 

たまたま、気になって

その人(同業者)のホームページを見に行ったんです。

 

そしたら、驚愕(゜∀゜)

 

相場よりもかなり安い値段。

 

あぁああ、だからか。

 

絵柄云々よりも値段で流れたのでは。

 

一応その同業者は知り合いです。

数回会ったことのあるだけなので

仕事をお願いしたことはありません。

 

 

私は、相場(そうば)って大事だと思うのです。

同業者お互いのために。

 

決して口裏合わせをしようとか

そういうことではありません。

 

同じ地域で同じ仕事をしていく上で

お互いの共存共栄のための

最低ラインだと私は思います。

 

他の業界は当てはまるか分かりませんが

似顔絵業界は狭いです。

割と顔を知ってたりもしています。

だから余計にそう思うのです。

 

相場が崩れるとどうなるか?

 

その後は値崩れを起こします。

 

お願いする方にしたら

安い方がいいのは分かりますが

安い仕事を数こなすしかなくなり

業界が疲弊していきます。

 

きっと質も下がるでしょう。

学生さんやバイト感覚の人が残り

プロも減ると思います。

 

それを私は危惧しているのです。

 

このまま、個人として自分だけでやっていくなら

安い値段でやり続けるのも

まだ止めません。

 

その代わり外注を頼んだりはしないでね!

 

安い値段からマージン引かれた金額で

仕事させるのはかわいそすぎるから。

 

私は今の値段から下げることは

しません。

 

今付けている値段以上のものを

提供している自信がありますし

私は今外注をお願いしている仲間に

嫌な思いをさせてまで

仕事をお願いしたくない。

 

クライアントさんも似顔絵師も

気持ちよく仕事ができるのが

一番です。

 

相場、相場といってきましたが

値付けは難しいと思います。

悩みます。

 

値段に悩んだら欲しい値段を

付ければいいという人もいます。

 

でも私が思うのは、

業種によるかもしれませんが

まずその業界の、その地域の

相場をしっかりリサーチすること。

 

それをふまえた上で

自分の値段を付けたらいいと思います。

 

あと1つ。

付けてしまった値段を上げるのは

かなり難しいことである

ということも頭の片隅に入れておくべきです。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。