先月、みんなでレストランに行った時に
どういう話の流れでそうなったのか
「女の子のそれは、チンチンって言わないんだよ」と
つぼちんが次女に向かって口走ってしまったばかりに

驚いた次女は質問の鬼と化し、
「じゃあ、何て言うの?女の子のチンチンは、何て言うの?」
と、何度も何度も何度も何度もしつこく聞き続けた。

私も何度か聞かれたけれど、とりあえず「知らない」で通し、
墓穴を掘ったつぼちんは「ええええええ~?」とうろたえていた。

他のみんなはそれぞれのおしゃべりで忙しかったので、
つぼちんと次女がそんなことでもめていることにも気づかなかった。

私もその後、隣りにいた誰かと会話を始めたので、
次女の質問攻めは知らないうちに終了したものだと思っていた。

それが、つい最近、次女と一緒にお風呂に入っている時、
「そこも自分でちゃんと洗ってよ」と言う私に次女は、
自信に満ちたドヤ顔で言った。

「私はもう、女の子のチンチン、何て言うのか知ってるよ」

私:「えーっ?!」

次女:「ふふふ」

私:「何?!何て言うの?」

次女:「ワンコ」

私:「……!」

次女:「ふふふ」

私は腰がくだけそうになり、大爆笑。
次女はそれでちょっと自信が揺らいだらしく
「え、ワンコでしょ?Wで始まる言葉でしょ?」と
涙を流して笑う私に聞く。

私:「ひーひー…誰に聞いたの?ワンコって」

次女:「つぼちん」

私:「ひゃーはははははははは」

次女:「何で笑うの?」

私:「ははははははははははは」

次女:「何で笑うのーーーーっ?!」

私:「あははははははははははは」

次女:「じゃあ、本当は何て言うの?!」

私:「ワンコでいいよ、もう」

次女:「じゃあ、何で笑うのーーー?!」