香り・匂いと記憶の関係については、聞いた事がある、または実感した事があるという方も多くいらっしゃるかもしれません。


改めて調べてみたところ、香り・匂いを感じる嗅覚と脳が結びつく仕組みは、「プルースト効果」と言うのだそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。

私は時々、この効果を実感する事があります。

先日とある食堂に行った時に嗅いだ匂いは、私に精神科の閉鎖病棟内での病院食を思い出させました。

また、ある時嗅いだ匂いは、同じく入院中に大部屋で嗅いでいた匂いと似ていました。


上記のリンク先の記事によると、
「私たちは、匂いを嗅いだ瞬間に「記憶」と「好き嫌いや喜怒哀楽の感情」がよみがえるのです。」
との事なのですが、私が入院中の事を思い出す時にどんな喜怒哀楽の感情が湧くかと言うと、「懐かしいな」という感情のみで、喜怒哀楽のどの感情とも異なっている気がします。


入院中は本当に色々な事がありましたが、医師や看護師さんやスタッフの皆さんによくしてもらった事、優しく接してくれた患者さん達の事を思い出すと、とても懐かしくて「みんな元気でいるといいな」と思います。

できる事ならもう二度と入院はしたくないですが、私の人生の中で重要な意味を持つ2ヶ月間だったと思っています。


本日もブログを読んでいただきありがとうございました!


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