本日は、私がやめた事について書いてみたいと思います。

私がやめたのは、自分を悲劇のヒロインだと思う事です。


統合失調症を発症した当時、私は「こんな病気になって人生終わりだ。もう死ぬしかない」と思っていました。

「この世に神様なんていないんだ」とか、「よりによって統合失調症になるなんて本当に私はついてない」などとも思っていました。

ですが、今は統合失調症が寛解した事もあり、そこまで思い詰める事はなくなりました。


誰でも生きていれば日々色々な事が起こります。

私も統合失調症になる前にも色々な経験をしてきましたが、それでも健康で家族や友人に恵まれて好きな事をして暮らせていた事は恵まれていたのだと思います。

当時はその生活を当たり前だと思ってしまっていました。

感謝が足りなかったから病気になったとは思いませんが、統合失調症になった事で、これまで当たり前だと思っていた事が当たり前ではなかったのだと気がつきました。


日々の生活に感謝するようにはなりましたが、決して何事にも動じなくなったとか、落ち込む事がなくなったというわけではありません。

今日も買ったばかりの器を使う前に落として割ってしまってすごくショックでしたし、落ち込む事はたくさんあります。

ですが、「私だけが不幸だ」などと大袈裟に考えるのではなく、「今度から気をつけよう」とか「生きていればそのうちいい事もあるだろう」とは思えるようになりました。

小さな進歩かもしれませんが、私にとってはずいぶん生きやすくなりました。


このブログを読んでくださっている方の中には、苦しんだり悩んだりしている最中の方もいらっしゃるかもしれません。

私から偉そうな事を言うつもりはないですが、そんな方には「一緒にもがきながら生きていきましょう」と伝えたいです。

何が起きても、寿命が来るまで生きていくしかないのですから・・・


本日もブログを読んでいただきありがとうございました!


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