最近読んだ本の中で、皆さまにおすすめしたい本があったのでご紹介です。

「天才たちの未来予測図」
高橋弘樹編著


この本は以下の4名の若き天才たちのお話が1冊にまとまった本なのですが、特に印象に残った、以前YouTubeで観てハマっていると書いた内田舞さんのパートをご紹介したいと思います。

成田悠輔
斎藤幸平
小島武仁
内田舞


「間違った偏見が溢れていることで、真に苦しんでいる人が必要な治療や信頼できる情報にたどり着けないことがよくあるのです。そこで、私は研究者として、精神疾患を抱える子どもたち本人とその家族の負担を軽くする研究をし、精神疾患に関する正確な理解を広めていきたいと考えています。」

この文章を読んで、まさにこれだ!と思いました。

私は専門家ではないので精神疾患に対する正しい知識はまだまだ不足していますが、当事者やそのご家族の負担が軽くなるように、自分の立場で出来る事を探していきたいと思っています。


また、以下の文章にもとても納得しました。

「心理学用語に「アルトルイズム」という言葉があり、これは日本語で「他愛」と訳されます。他愛は、自分が抑うつを感じているときに、「自分が誰かの役に立っている」と感じられると、その抑うつが和らぐという考え方です。」

私がブログを書いているのはもちろん自分のためでもあるのですが、たまにいただける「ブログ読んでます」とか「ためになります」といったお言葉にはとても嬉しくなりますし、少しでも誰かの役に立てているという実感で落ち込む事が少なくなった気がします。


その他に、ネガティブな感情をポジティブに変える「再評価」という心理的アプローチや、「となりのトトロ」に出てくるメイとサツキのお父さんの話、「ドラえもん」に出てくるしずかちゃんの話など、分かりやすい例えを使ったとても勉強になる内容が書かれているので、もし機会があればお手に取ってみてください。

もちろん内田さん以外の3名のパートもとても勉強になりました。

またおすすめの本があればご紹介したいと思います。


本日もブログを読んでいただきありがとうございました!

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