実家に帰った日の夜も妄想がひどく興奮してよく眠れず、夜中に会社の人に意味不明な事をチャットで送っていました。

朝になってからは部屋の外で母が色々なところに電話しているのが聞こえてきたのですが、私は「早くしなくては!」と焦って友人や知人に「いつも心配してくれてありがとう」とか「私を殺して」とか「大好きです!」とかLINEで送っていました。

父にも「今無事?」と送ったり、姉には「安全なところに隠れてて」と送っていました。


母が病院に連れて行ってくれた時、私は行き先が病院ではなく霊媒師か誰かに会いに行くのだと思っていました。

自分の具合の悪さは病気ではなく、自分は憑依体質で、色々なものに取り憑かれているのだと考えていたのです。


当日の事は記憶が曖昧なのですが、病院に着いて待合室で待っている時に、母が私に「前の会社の人が、あなたが会社のカードを使って家賃を払ったり会社のお金を横領していたと言っている」というような話をしてきました。

後で聞いた話では、「仕事が大変なら辞めてもいい。家賃が払えないなら私達が払ってあげる」という内容の事を言ってくれたそうなのですが、頭の中では完全に話が変換されていました。

その話に興奮した私は、待合室にいる人達全員に向けて大声で意味不明な事を訴え始めました。

そして座っている人達の肩をつかんで訴えを続け、制止しようとする看護師さん達を振り払って逃げ回り、玄関まで行って病院の外に出ようとしました。

そこで男性の看護師さんが2人来て、病室まで引きずって連れて行かれてそのまま入院となりました。


本日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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