皆様お久しぶりです!季節は3月、待ちに待った春ですね!
今年の桜の開花が、今から楽しみな恵美里です✨



事あるごとに同じことばかり言ってるなぁと思うのですが…本当に時間が経つのはあっという間で…私ただ今、ハンブルグ国際空港にて帰国の途に就こうとしています。。。

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今日の飛行機は夕方18時半発なので、昼過ぎに一度空港にスーツケースを運び、手荷物預けとチェックインだけして、そのまま電車で大学へ行ってきました( ^ω^ )


家からハンブルグ中央駅まではルームメイトが荷物を運んでくれたのですが、ずっと『なにこの重さ…何が入ってんの…』と訝しんでいました…女子の鞄にはね、夢と希望(と洋服etc)が詰まってるのだよ。。。


大学では、声楽教授のジェームズ先生の今回最後の聴講&レッスン💡



毎回何時間受講していても飽きないほど、たくさんの学びと発見に溢れた先生のレッスン。この2ヶ月、多い時には語学学校の傍ら週4回も通った大学のレッスン室に、またしばらくの間来られないと思うと、何だか胸が詰まってしまいました(;_;)



飛行機の搭乗に間に合うギリギリの時間までレッスンして頂いて、バタバタと荷物をまとめて挨拶したとき、先生に『またすぐ会えるから、どうか気をつけて日本に帰ってね!』とギューッとハグして頂いて、改めてこの2ヶ月が、どんなにかけがえの無い時間だったか実感しました(´;ω;`)


思い返せば昨年末に今回の短期留学を決めてから、既に決まっていたスケジュールの変更や、今年4月の椿姫の準備など課題がたくさんあった中、『何も心配しないで、しっかり勉強しておいで』と笑って送り出してくれた家族や周りの方々に支えられ、長いようで短い2ヶ月という時間を、文字通り勉強だけに精一杯費やすことが出来ました。



本当に感謝してもしきれない思いですが、せめて今自分に出来る恩返しは、この先も目標を見失わず、しっかり前を向いて努力し続ける事だと思います。


来月4月17日のオペラ椿姫は、一人でも多くの方に楽しんで頂ける作品となるよう、今回ドイツで学んだたくさんの事を最大限に活かして準備を進めてまいります!皆様と会場でお会いできますことを、出演者一同、心より楽しみに致しております🍀



てなわけでしばらくはお別れとなる、大好きなハンブルグのあれこれですが、最後の夜になった日曜日は、ハンブルグの国立歌劇場へオペラを観に行ってきました!

ドイツで有名な歌劇場といえば、やはりミュンヘンやベルリンの国立歌劇場ですが、そちらに比べるとハンブルグの国立歌劇場は、規模は少しコンパクト。

しかし!さすが北ドイツ放送楽団の本拠地、毎晩のようにハイレベルなオペラとバレエの公演を、安い席だと11ユーロ(日本円で約1600円ほど!)から楽しむことが出来ます🍀

私もこの安いお席にはこの2ヶ月とてもお世話になり(笑)5回ほど素晴らしい舞台を拝見しました❤

昨日の作品はロッシーニ作曲のオペラ『ウィリアム.テル』。私は初めて見る作品で、予備知識は『息子の頭上のリンゴを弓で射る』くらいしかなかったのでGoogle先生で予習して劇場へ(笑)



全く自分に馴染みのない作品かと思いきや、序曲を聴いた時に『あ…このアルプスのテーマだと思い込んでた曲、このオペラの序曲だったんだ…!』と一気に親近感が湧き、あとは終焉まで3時間半、あっという間の楽しいひと時でした!


特に主演のアジア人のソプラノとテノールの演奏が素晴らしく、こんな風に肌で本場のオペラを学ぶことができる環境に、改めて感謝です(;_;)



写真は国立歌劇場の斜め横からの外観と、入口にあるマーラーの記念碑。マーラーは昔、この歌劇場で長く働いた、縁のある作曲家だそう!

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…さて、このブログを書き出したのがハンブルグ空港だったのですが、あっという間に乗り換えの、アムステルダム国際空港へ着いてしまいました(笑)ヨーロッパ、どこの国も本当に近い!

これから11時間かけて韓国へ、そこからまたもや乗り継いで、福岡空港へ降り立つ予定です。まだまだ長旅頑張ります…



皆様もどうか素敵な春の日をお過ごしください!❤