私にがんが発覚した時、私はまさに企業戦士でした
女性ではありましたが、子育ても終わり、仕事のために起きて、仕事のために寝る生活で、4時間睡眠もあたりまえの日々でした。
でも、そんな生活が楽しく、毎日が充実していたのです
そんな時のがん宣告だったので、なかなか受け入れられず、手術が終わってからは、通院による抗がん剤治療を選択、毎週2回の公休日の1日を治療日にあて、副作用と戦いながら、相変わらずの仕事をこなしていました。
それが、病状が進むにつれ、肉体的だけでなく、精神的にも追い込まれるようになってきました
役職についていながら果たせない業務。
体調が悪くなるたびに迷惑をかけてしまう自分に見切りをつけ、退職しました
でも、それで精神的にかなり負担が軽減されたのは事実です。
それから、全く他業種のいちパートの仕事を見つけて、自分の居場所を確保しました。
肉体的にもかなり楽な仕事です
パート仲間とも楽しく過ごすことができていたのに、会社側の事情で3年後に店舗閉店
その頃からは、自分の家でできるライターの仕事を本業として考えるようになりました。
なので今は家の中で毎日パソコンと向かい合っている生活です。
でも、職場でのストレスや、時間的な制約がなくなり、体調も落ち着いていて、とても良い状態です
こう考えてみると、闘病が始まってからの6年間、様々な状況があり、その都度、選択を迫られてきたわけですが、それなりにちゃんと進んで来れるものだなぁと思います。
今、お仕事を続けながら闘病されている方々には、思いっきりエールを送りたいし、お仕事を中断して闘病に専念している方々には、現在のご自分のお体をくれぐれも最優先してくださいと伝えたいです
いろいろな選択肢がある中で、選択するのは自分だし、それが正しいと信じることが正解なのだと思います。
今日は私もお仕事たくさんしました
今からはテレビ見て、のんびりします