2012年5月に卵管がんが発覚し、その日に緊急入院となりました
翌日には胃、翌々日には大腸にがんがないかの検査をして、3日後に開腹手術をすると聞いていたので、入院した日から、ずっとベッドの中でスマホでがんのことを調べていました。
その頃、卵管がんと言われても、とても少ないがんだとのことで、情報もあまりなかったのです。
少ない情報からわかったことは、とにかく5年後の生存率が30%ということくらい。それでも、実感がわかず、へぇーと言う感じでした
その時に卵管がんの方のブログを見つけて、夢中で読みました。
手術を終え、抗がん剤治療が始まる時もその方のブログがこれからの自分の指針のように思えて、毎日、読んでいたのです。
そして、仕事にも復帰した私は、抗がん剤治療をしながらでも仕事ができることを他の人にも伝えたくて、私もブログを書き始めました。
そのうちにいろいろな人のブログも読むようになり、卵管がんの方が意外にも多いことを知ったのです。
うんうん、わかる!など思ったり、不安になっている人に、でも大丈夫!と伝えたかったり、ブログの存在がどんなに価値があるものかを確信したのでした
ただ、ブログを始めてもうすぐ6年。
悲しい別れもありました。そんな時、もうブログを読むのは止めようと思ったこともあります。
けれど、その何倍も力を頂いたこともまた事実で、やはりブログの存在はなくてはならないものでした。
私も少しでも誰かの力になれれば、とブログを書いています