Eテレの「ブレイクスルー FILE.18 見えず聞こえずとも…」を見ました。


目と耳の障害を持つ「盲ろう者」の梅木久代さんとご主人の梅木好彦さん。


盲ろう者といえば以前「爆問学問」で見た福島智さん(東京大学教授)が記憶に新しいですが、考えたらヘレンケラーもそうですね。


目も見えない、耳も聞こえない暮らしは私にはとても想像が出来ません。


福島智さんの時は真っ暗闇の中で不安だらけで生きている様な印象を受けましたが、この梅木さんは普通の人と同じ様に料理を作りお弁当を作り普通に歩いていて本当に驚きました。


逆に旦那さんの方が押されている感じでした。(^^;)


このご夫婦は50歳を過ぎてから結婚したそうで…。


東日本大震災の時に好彦さんがボランティアをしていて久代さんと知り合ったそうです。


ボランティアで一時だけ手助けをするのでは意味がない&久代さんを幸せにしたいと思い結婚を決めたそうですが、人間としての幸せを教えてもらったのは好彦さんの方だったとの事です。


目が見えなくても洗濯物を箪笥にきちんと縦に並べて入れてくれる、料理も作ってくれる。


だけど、ただいてくれるだけでいいと思うんだそうです。


本当に人の出逢いって不思議だと思います。