イラク空爆が始まってから、約3週間が経った。
TVでは、バグダッドの街の様子が映し出されている。

歓声の中、なぎ倒されるフセイン大統領像。
フセイン政権の崩壊を知り、街に飛び出す市民。

その一方、バグダッドの政府施設等に押し入り、金品などを略奪する
一部の市民や、血に染まった子供服をTVカメラに突きつけ、
「これは、アメリカ人がやった事だ」と怒りをあらわにする男性。
そして、米英軍の空爆で子供を失い、悲嘆にくれ号泣する母親…。

これで、本当に「イラク国民を解放し、自由をもたらす」と言えるのか?


戦争や武力増強は、人間の醜い部分を最大限に引き出す。
誰しも(私も)醜い部分は持ち合わせている。ある意味、人生は
その醜い部分とのシャドーボクシングだろう。

だが、その醜い部分=魔にすっかり支配されてしまったのが
フセインだったり、ブッシュだったりする。
この二人や、あらゆる所で威張り散らしているような人達も、
そういう意味では、哀れなのかもしれない。