皆様、お久しぶりでございます。


マイペースが過ぎて、前回ブログ記事を書いてからあっという間に数ヶ月(?)経っていて世の中のスピードについて行けてません、飼い主です。


ちょっと前にクライミングジムで仲良くさせて頂いている方から、「誕生日プレゼントに!」とドリップパックの珈琲セットを頂きました。


思いがけ無いプレゼントで凄く嬉しかったのですが私はブラック珈琲が飲めないのです


ルー:「ご主人、ルーは知ってるにゃ。色々書きかけのブログ記事あるのに。それらを差し置いて、先ずコーヒーだにゃんて。

ご主人、缶コーヒーのデミタスしか飲まないのもルーは知ってるにゃ。」


そう…飼い主が飲むのは、いつも決まった銘柄の砂糖入り缶コーヒー。ダイドーのデミタス一択です。それも微糖の青缶は合成甘味料で味が違うので、砂糖を使ってる赤茶色の缶の方一択です。他のは飲み(飲め)ません。(ウェルシアで6パック375/162.5円を愛用


色んな缶コーヒーが売られていますが、一切買いません。殆どが合成甘味料での甘味足しか、もしくはブラックか。ブラックなんて話になりません。なんの我慢大会だ?と感じます。苦いのまるでダメ選手権優勝な飼い主です。


アイラ:「アニキは、ビビりラグドール王選手権優勝でしゅね!」

ルー:「なんか、勝ってもあんまりな感じだにゃ。」


ですが、せっかくのご厚意で頂いたドリップパック珈琲… 

以前にブロ友さんから頂いたドリップパック珈琲もそうなのですが、ずっと手を付けぬまま未だに待っています。


そんな私なのですが、ふと「ブラック珈琲飲めないけど…せっかくの誕生日プレゼントだからな…。ちょっとだけ…(今更だけど)挑戦してみようかな。どうせ苦いんだろうけど。」と普段は頑なにブラック拒絶なのですが…思いました。


ですが、せっかく頂いた物。粗末に飲みたくは無い!ベストな状態で頂きたい。「でもこれ、お湯を何らに対してこのパック一つ分なのかついでにお湯って何度で注ぐとベストなのかそう言えば知らない」今まで調べようと思った事も気にかけた事も無かった。


アイラ:「ちゅーるは、常温でいただくのか1番でしゅよね。」

ルー:「ルー達は猫舌だからにゃ。熱々を食べてる猫は猫じゃ無いにゃ。あ、ご主人も未だに猫舌だにゃ。」


ふと疑問に思うと、そこからいつも私の世界は広がって行った。


これが私のコーヒーへの関心の始まりとなりました。気になる事が見つかると、私の探究心に火がつく。

それで知識・色んな人達の感想や意見、視野の広がり、結果、自身の世界の広がりにつながる。


普段から生活の中で聞き慣れてるけど、実はよく分かってない。

カフェオレとカフェラテ、ドリップ珈琲とエスプレッソ、ディカフェとカフェインレスとノンカフェイン、ペーパードリップとネルドリップ、デミタスコーヒーとエスプレッソ,etc.


興味のある人達には当たり前の知識の内だろうが、気に留めもしない人達にはよく分からない雰囲気で何となくイメージしてる言葉達。


とりあえず調べてわかり始めた事は、注ぐお湯の温度は95℃とも90℃とも言われている事。私の目に留まった記事には、9190℃でほのかな甘みを感じられる、との事。


その(プレゼントで)頂いたドリップパックは140mlのお湯で、との事。


140mlは猫のご飯を量る用に買ったスケールで140gで分かる。(水の比重1ml ≒ 1g)

温度は分から無いのでタニタの調理用の温度計をAmazonで即座に買った。



気持ち多めに150mlの水をヤカンで沸かして、湯気と音が鳴り始めた位で温度計が90℃を超えてきた。直ぐに火から外し陶器のマグカップに引っ掛けたドリップパックに沸いた150mlを3回に分けて(分割分量は目勘で)お湯を注ぐ。

ヤカンの注ぎ口なので、ドバッとなりますよね。しかもマグカップの中にドリップパックが入ってる状態だから、下の方はパックがコーヒーに浸ってしまってますよね


そう言えばドラマとか映画で、注ぎ口の細いやつでなんか珈琲にお湯かけてたな…と今更ながらに思う。


ちなみに、ドリップパックをプレゼントしてくれた方はITTEKIと言う調べたらめちゃめちゃ高くてオシャンティなドリップケトルで注いでらっしゃるとか。(先ほっせぇ!高っ!)


自分の現状での珈琲ライフの色々問題点が浮き彫りになった事を発見しつつ、カップの中のコーヒーが60℃位(タニタ温度計)に下がった所で、いざ実食。


「ンっ!何だと!? 苦く無いぞ…  n苦く無いって言うか…なんか ちょっとむしろフワッとフルーティ?ではないか?!」

こっ、これが"ブラックカーフィー…!"(ネイティブっぽい発音で)

飲むまでの手間暇かけた分、感じ方が違ってるだけか?(自分で育てた野菜は格別に美味い的な。)



自分の今まで飲んで苦かくて美味しく思えなかったブラックコーヒー達とは何だったんだ、と。半世紀程、生きてきてやっと知ったブラックカーフィーの素晴らしさに衝撃。


ルー:「ご主人、半世紀も生きて遂にブラックコーヒーが飲める様になったにゃ!ルーはお魚味スープとささみ味スープがいいにゃ。」

(いつも)カリカリでごめん myフレンドゥ…

トランクに珈琲入れて浪漫飛行へ inダ・スカァィ…

飛びまわれ この myハートゥ…


このコーヒー自体が特別美味しいからなのか、それとも年齢と共に、味覚が変化してきたのか?


ビールが苦くて不味いだけだったのが、ふと、「あれ、苦くないぞ?」と思った時位の衝撃が走りました。


何というか、初めて自動車の免許をとって、自分に道路と言う世界が広がった時のような。バイクの免許を取った時の様な、自分には関係ないと思っていた物や場所たちが自分の前に広がった様な。好きに気ままに探検してもいいんだよ、って開かれたような。


絶対飼えないと思っていた猫を迎え入れる事になった時の様な、そんなワクワク感、ドキドキ感、好奇心の広がり。


ちなみに、色々な豆の種類のドリップパックを頂いたのですが初めに頂いたパックはゴールデンマンデリンでした。


興味を持って、調べて知って何が足りないか分かったなら、さぁ次は…Just Do It!


そして、Amazonより珈琲のお湯を1℃単位で設定して沸かせる注ぎ口の細い湯沸ケトルとドリッパーとついでにペーパーフィルターと、3杯分位珈琲が入るやつと、珈琲を10gすくえる計量スプーンを注文した。あと、150ml入るコーヒカップをニトリで買ってきた。



後日、そのニトリの珈琲カップにドリッパー(ハリオV60)を乗せてプレゼントで頂いたドリップパックを引っ掛けて飲むスタイルを構築した。そして何とかマウンテンやエチオピア何とかや、エーデルワイス何とかとかモカ何とかなど、全てブレンドでは無い一品種物を味わい楽しめました。


深煎りでそもそも苦いタイプの品種の珈琲はダメですが、私も色々調べてみて分かったのですが浅煎りのアフリカ系の豆なら美味しく頂けると気付けました。


皆さんは、コーヒーは飲みますか?ブラックですか?

いつ、どんなキッカケで飲み始めたのですか?どんなスタイル(入れ方や購入状態)で楽しまれていますか?


お読み頂きありがとうございました。

ではまた。