私にはもう全く愛情も、情さえもないという、夫の意志の表れか?
別居後は、自分の住所も秘密にして、郵便物の宛先は全部私の新居にしたままだった夫。
去年の秋頃、JALのサイトの暗証番号を夫が変える前に、夫のカード送付先をたまたま見た時に、千葉県のへんぴな場所になっていることに気づいた。
地図で調べてみると、まさかいくらなんでもそんな所に引っ越さないだろうと、にわかには信じがたいと思っていた。そして東京に通うのは大変だと思っていたけど、数ヶ月前、夫は目黒にも20万円越えの家賃のマンションを借りていたことが分かった。

そして夫が家を建てた町役場から、今年の春、固定資産税の納付書が届いた。
こちら側の弁護士にそれを伝えたら、夫が私達を騙して家を強行に出た1年後に、1500万円のローンを借りて、土地と家を購入していたことが分かった。


夫も、いずれ、自分の新居や住所のことが私にバレるだろうと予想していただろうに。。。

たった一年で、自分一人用の家をど田舎に建てるとは、もう、二度と私と一緒に住む気はない、情のカケラもないという、夫の強い意志の表れなのだろうか、と最近思うようになった。

どうやら、私が母より先に死なねばならないのは確定のようだ。
22年間、常に一緒にいたという時間は、夫にとってそんなものなのか。
そしてそれをずっと信じて過ごしてきた私の人生は、一体何だったのだろう。

虚しさで、胸が苦しい。寂しい。