先日、お世話になっている会のシンポジウムに参加してきました。
今回は、事前に会から、
『娘の実母さんが再会を希望されていますがどうされますか?』
と連絡を受けていました。
当時、娘も年長になり、真実告知の理解も進んでいて、卒園する直前には、
「お別れする前に、自分にはお母さんが二人いることを〇〇ちゃんには伝えとかなあかんな。」
と仲良しのお友だちには自分の口で伝えていました。
産みのお母さんがいることが、自分を知ってもらう中でとても大切な部分だと感じていたんだなと思いました。
また、自分のルーツが気になり、思いめぐらす日々がありました。
「自分の産まれた所は、〇〇なんだ。」
「自分は、〇〇生まれの関西人だ。」
「自分は、苗字が二つある。」
などを、従兄弟のお母さんやおばあちゃんに話したりしていました。
そんな中、
「〇〇さんが会いたいと言ってるけど会ってみる?」
と聞いてみたら、
「会いたい。」
とすぐに返事が返ってきました。
その後、新生活がスタートして、6月に入った頃から不安定な日々がありました。
反抗期なのかな?と最初は思っていたけど、明らかに今まで以上に不安定でした。
夫婦で話し合って、実母さんに会いたい気持ちと、不安もいっぱいなんやろうなとなり、少しでも安心できるように、
「〇〇さんに会っても、シャインちゃんは、ずーっとパパとママとタイくんと一緒に暮らすよ。」
と伝えました。
シンポジウムでは、タイくんが体調不良から回復したばっかりだったので、無理をせず前半の公演会はほぼ参加せず、車で待機したり、ホテルに早めに戻ってゆっくりしました。
そして、夜の懇親会で実母さんと再会しました。ご家族の方も来られていて、最初はとっても緊張していた娘でしたが、一緒に持っていったアルバムを見ながらお話していく中で少しずつリラックスしていきました。
まだまだお話したいなと思うぐらいあっという間に時間になり、最後にみんなで記念写真を撮りました。
実際、産みのお母さんに会って、娘からは何も聞いたり伝えたりはなかったものの、今までは写真でしか知らなかった産みのお母さんと実際に会い、話せて、これからは実際に会った産みのお母さんの記憶が残るので、それは娘にとっては良かったんじゃないかなと思っています。
私自身は、実母さんに会って、お話させていただいて、今はお互いに前を向いて進んでいることが改めて分かり嬉しかったです。
私たちは、娘と家族になれてしあわせです。
娘にもうちの家族になれてしあわせだったと思ってもらえるよう、これからもしっかり娘と向き合って愛情を注いでいきます。
これからも見守っていてくださいね。