生まれたままの姿で

愛し合う~夜明けまで

 

 

 

 先日の早朝ふと、この歌を思い出した。

 

 

シャネルズ(ラッツ&スター)の

街角トワイライト(1981年)

 

 

作詞 湯川れいこさん

作曲 井上忠夫さん(井上大輔さんの別名)

 シャネルズは1980年デビュー

(聖子さんや田原俊彦さんと同じ)

 

 

 

 

 歌詞は「生まれたままの姿で」だけど、

この当時のシャネルズ(ラッツ&スター)は

顔を黒く塗っていた。

 

 

 

 

 

以下Wikipediaから↓

 

鈴木雅之さんが1981年の雑誌インタビューに答えて

 

「黒人の音楽は超えられないけど、

近づくことは出来ると思う。

 

黒人に近づく為のポリシー、スピリットは、

顔を塗ってアピールすることから始まったから、

自分達の音楽は黒いな、とか、

お客さんが、シャネルズは黒いなって

思ってもらうようになったら、

塗る必要なんかなくなる」

(藤島久美子:シャネルズ 鈴木雅之インタビューより)

 

 

 

 

では、いつから黒く塗ってるのか?

に関してはこちら。

 

 

 

 

サザンオールスターズを始めとする

他のバンドに圧倒されたメンバーは、

シャネルズを

もっと強く印象づけられるもの

何かないか探していた。

 

そんな時、

田代が深夜にテレビで放送されていた

東宝映画『三匹の狸』(1966年)を観ている時

小沢昭一が演じていた黒塗り

パンチパーマの詐欺師にヒントを得て、

黒塗りの顔でステージに立ってみることを発案する。

 

 

 

話し合った結果、

目立つようにメインボーカル4人だけが

顔を黒く塗ることに決め、

 

 

という事。

お客さんに自分たちを認識してもらうための

差別化ブランド化、大成功ですね!

 

 

シャネルズはブラックミュージックをやっている。

見た目で分かる。

しかもキャッチ―!

 

 

あの印象的な「黒塗り」の発案者が

田代まさしさんだった、という事に驚きびっくり

 

 

 

 

ある時期まで人気タレントとして活動していた

田代まさしさん

志村けんさんの番組等の常連でした。

今、テレビで見る事はほぼなくなり、、、

 

 

アイデアマンで多彩な人。

「め組のひと」の振り付けも一説には

彼の考案だといわれてるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

時は流れて、、、

今や顔を黒く塗るというタイプの黒人コスプレが

タブー視される時代になって。

 

 

 

 

ラッツ&スターの歌が流れてた80年代には

それはあまり聞こえてこなかった声。

(存在していたはずですが)

 

 

 

 

 

シャネルズが顔を黒く塗って

世に出たのは戦略もさることながら

 

この音楽のルーツにある

黒人の彼らの在り方がカッコいい!

気持ちが根底にあったはず。

だからやってる彼らにも心の抵抗が無い。

黄色人種である自分を恥じたり

隠してたわけじゃないと思う。

 

 

 

リトルマーメイド実写版で黒人ヒロインが

どうとか、、

色を巡るいざこざは

今も消えてはいないけど

 

 

そういえば今kpop人気の流れで

韓国人顔になりたい、、

という人々が世界中に出現してる爆  笑

 

 

 


 

 

 

田代まさしさん発案の「顔の黒塗り」は

本当に天才的なひらめきだと思う。

でもそれって表面の事で、中までは塗れない。

 

 

 

 

その外と内側の不一致とズレが気になる人は、、

どうしたらいいんだろう。

生まれたままの姿で、、生きられなかったら?

 

 

外側と内側のギャップが辛くなったら?

小さい自分から目を背けてしまったら?

何かに逃げてしまったら? 

 

 

 

 

 

だから「見た目のつかみ」だけにとどまらず

見た目も中身も「手を繋ぐ」のがいいと思うのです。

憧れの見た目と中身のバランス良いのが。

最初はぎこちなくても、

だんだんと調和する方向に。

 

 

 

 

それは車の両輪、という気がします。

 

どちらが上というものでもない。

この世では両方必要なのではないでしょうか。

外も中も。

 

 

 

 

 

 

鈴木雅之さんの歌

私好きなのですが

シャネルズ時代より、

今すごく深みを増している気がします。

 

 

 

 

意識して聴き比べてみると

シャネルズ時代は

どっかアニキの歌だったのが、

今の歌は

 

ソロで絵になる

翳りある大人の男の

渋くて甘い歌

 

モノマネされやすい所も好き。

(歌い方にもビジュアルに特徴がある)

 

 

 

 

 

と、思っていたら答え合わせのような

インタビューを見つけた!嬉しい!

ここに当時の鈴木さんの心の動きが

書いてあった照れ

 

 

彼らは、若き日のコンテストで

サザンオールスターズと戦って

歌の闘いというより

「どっちがウケるか?」

のサクラ合戦みたいになって爆  笑

結局両グループともグランプリとれなくて。

 

 

 

で、その時鈴木さんは審査員に直接聞いたそう。

以下抜粋

 

 

俺、EastWestで審査員の人に

「どこが悪かったんですか?」

って

 

 

納得したかったんだろうね。

それで

「何かもうひとつ、

光るものがない」って

 

中略ーーー

 

そのインパクトは

何だろうって考えた時に、

ビジュアルが決まった。

 

 

それはおちゃらけじゃなくて、

アフリカ系アメリカンに対する

愛着とか尊敬の意味を込めて、

本当になりきって歌おうと思った。

俺たちが目指してるドゥーワップを、

身体からアピールしよう

という発想だったんだよね。

 

 

 

 

ええ話や~!!!!

爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑

この話沁みる~

 

 

 

本当になり切って歌うって、

すごく素直で「自分の我」がない。

それは「自分が無い」のとは全然違うこと。

 

 

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ボーカリストとしても

いまが一番調子がいい。

声帯って生ものだし、筋肉だから

どうしても衰えて

減速していくものなんだけど、

俺の場合は音域的にもいまが一番出ている。

 

 

 

↑歌手が天命の人が言う事爆  笑

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鈴木雅之さんは還暦超えて

「かぐや様は告らせたい」で

アニソン界に足をふみいれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(コチラはいきものがかりの水野良樹さん作詞作曲)

 

 

 

 

ラブソングの帝王

アニソン界の超大型新人となり爆  笑

 

 

 

 

そしていまやアニメファンに乞われて

「め組の人」や「違う、そうじゃない」も

歌って喜ばれているそう。

 

 

 

 

 

 

なんて素敵なんだろう~ラブ

キャリアも年齢も

全て生かして魅力になってる。

 

 

 

 

なんというか、軽くまとめられるような話じゃないので

そこは各自感じて頂くという事で

失礼いたしま~す爆  笑

 

 

 

 

 

あ、ただ、これは付け足したい。

ちょっと前に知った柿の事

 

 

 

 

渋柿って、別に渋さ成分が

消えて無くなるわけじゃないのですって。

渋さはずっとある。

だけど渋さを感じなくなるだけなんだと。

 

 

 

 

 

タンニン性物質が苦味を感じさせる成分です。
この成分が水に溶ける場合、つまり可溶性の場合は、

口に入れると唾液に溶けるため渋みを感じますが、

タンニンが不溶性に変化すると渋みを感じなくなります。

 

 

 

 

 

 

そして時が熟すと柿の色も変わる

緑→目立つオレンジ。

その色になればもぎ取られる。

それが収穫のサイン。

準備オッケーのシグナル。

 

 

 

 

あれも、これも

ちょうどいい時期に

相応しい色に

変わっていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

こんな色やだ~!とか言わないで

待ってみたら、、、、柿みたいに笑

 

 

 

 

今アジア人がカッコいいと

もてはやされる時代になってますねえラブ

 

 

 

 

 

ありがとうございました。