こんばんは(^-^)
 寒くて、桜も7分咲きで止まってますね。
 今日から4月に入りましたが、皆さんの周りに変化はありますか? 
 私は、あまり変化ナシです。仕事は、3月の忙しさを引きずって、4月も忙しくなりそうデス。

 さて、忙しい合間にも憩いの時間を過ごさねばぁ~と、
 3月29日、3月最後の日曜日の午後に新国立劇場の中劇場で、
 『バレエ・ザ・シック~バランシン/サープ/ドゥアト~』を観てきました。
 副題のバランシン/サープ/ドゥアトとは、振付家のお名前です。
 題名の中に、井口さんの名前がありませんが、井口さん振付作品も上演されました。
 4人の振付家による4作品をオムニバス形式で上演します。
 
 【演目】
 ジョージ・バランシンの『セレナーデ』〈再演〉
 トワイラ・サープの『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』〈新制作〉
 ナチョ・ドゥアト『ポル・ヴォス・ムエロ』〈再演〉
 井口裕之『空間の鳥』

 バランシンの「セレナーデ」は、チャイコスフキー「弦楽セレナード ハ長調 op48」の音楽
 に合わせて踊る、アブストラクト作品。
 アブストラクトとは、特定の物語(プロット)がない作品のことですが、各楽章ごとに
 振付が違っていて物語は無くても、起承転結が見えるようです。
 こちらの写真は、ガイドブックの写真をカメラで撮りました。写り良くないですが、参考までに。
 女性の手の形、アンオーが綺麗ですね。
 
イメージ 1
 
 まず衣装ですが、「ジゼル」を思い起こさせる、長めのロマンティック・チュチュ。
 少し透ける感じが儚さを感じさせて、とても綺麗。
 踊りは、古典バレエの範囲内なのですが、コールドの舞台位置が面白いのです。
 通常古典では、コールドがしゃがんだり、中腰になったりはしないのですが、
 こちらの写真にあるように、かなり、立体的に配置されて、上下の立体感があります。
 また、ソリストを囲んだり、ソリストと交じり合ったりして、ソリストとコールドの区別なく
 舞台が進むのです。流れる川のようなイメージ。不思議なんです。

 面白かったのは、二人羽織のような動き(*^^)後ろのダンサーが、前のダンサーの目を右手で隠して
 歩いたり、阿修羅のように後ろから腕を出してたりと、表現が綺麗でしかも面白いです。
 全体的に動きが柔らかで、たおやかなバレエでした。
 
 井口裕之の「空間の鳥」は、コンテンポラリーダンス。
 井口さんは、新国立劇場バレエ団のダンサーだったのですが、振付家としての道を歩んでいます。
 自分で踊っていると、もっと自分以外にも表現の範囲を広げたくなるのでしょうね。
 衣装が大胆、男性は真っ赤な腰巻、女性は水の色の全身タイツで、勢いのある振付です。
 途中で、真っ白な幕が「ザァー」と下りたのには、驚きましたが、とても綺麗だったので
 印象に残っています。
 
 ナチョ・ドゥアトの「ポル・ヴォス・ムエロ」は初演だったのですね。
 ナチョは、スペイン出身の有名な振付家さんで、世界のコンテンポラリー界の寵児と呼ばれる人。
 スペインの古典音楽に合わせての振付。音楽が、独特の雰囲気で舞台を包みます。
 こちらの写真は、新国立劇場のWebpageからお借りしてきました。
 衣装も深みのある色で、スペインの中世の衣装を模したような衣装です。
 
イメージ 2
 
 ダンスは、コンテンポラリーなのですが、独特な動きが交じります。
 音楽を体全体で表現していると強く感じました。
 ダンサーの鍛え上げられた肉体と音楽あっての、この踊りですね。
 
 最後の幕のトワイラ・サープの「プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ」は、
 ミュージカルみたいな、明るいダンス。
 アメリカン・バレエシアターのために振付けたものだそうです。
 ものすごく早いステップが、そこかしこにあって、これを踊りこなすのは至難の業だと思いました。
 この幕だけ、デニス・マトヴィエンコが出演したので、彼がジャンプをすると拍手が出ていました。
 確かに、彼のジャンプは高いのです。ファンの方々は熱いですね~。

 私は、古典も好きですが、最近コンテンポラリーを観る機会が増えて、コンテンポラリーも
 だんだんと見慣れてきたといった感じです。
 ナチョの舞台は、見ているだけで、音楽のうねりを感じるような舞台で、気に入りました。
 セレナーデは、うっとりしますね。女性がすごく綺麗でした。
 
 4月は、スワン・レイクの舞台があるので、楽しみです。 
   
    
【公演概要】
2009年3月29日(日曜日)14:00開演@新国立劇場(初台)
『Ballet The Chic-バランシン/サープ/ドゥアト-』
座席:S席 1階 16列 59番