昨夏甲子園8強の桐光学園が9日、神奈川県川崎市内の同校グラウンドで今年初の練習試合を行い、聖望学園に13‐12でサヨナラ勝ちした。
今秋ドラフト目玉候補の松井裕樹投手(2年)は、九回に登板。奪三振こそなかったが、直球のみわずか8球で1回を無安打、1四球、無失点。DeNA、巨人など4球団8人のスカウトが視察する前で、甲子園1試合22K左腕が貫録の投球を披露した。
目標とする夏の全国制覇に向け、制球力の向上と球数を少なくすることが今年のテーマ。「チーム初戦の最終回なので少し緊張したけど、楽しんでいけた。8球で終わることができたので、成果が出ているのかな」と、納得の表情を浮かべていた。