【弥生賞】エピファネイア気合満点!ビュイック「世界レベルの馬」…追い切り | スポーツは筋書きのないドラマ

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3戦3勝。負け知らずのクラシック最有力候補エピファネイアが、雨の栗東CWコースで“静”に徹した。
騎乗停止中の福永騎手に替わり、その背にはピンチヒッターのビュイック騎手。角居厩舎恒例の3頭併せで、ハーキュリーズを先頭にして1馬身差でオールザットジャズが続き、エピファネイアはその4馬身後方ですんなり折り合った。
5Fを過ぎて1馬身間隔となり、そのまま4コーナーへ。最内に入った直線でも手綱は絞られたままで、追えば一瞬に外2頭を突き放しそうな手応えだったが、豪脚を封印。ゴールまで鞍上の意のとおりに動いた。
「行きたがる面は多少あったけど、スピードがある馬の能力の範囲のようなものだ。初めて乗るとはいっても情報は入っているからね。ファイトがあって、勝てる望みが高い馬だと感じた」とジョッキー。手綱から伝わる感触に「世界レベルでいいエンジンを持っている」と笑顔だ。
期待される代打に主戦の福永騎手からも「引っ掛かるところはなくなってきたし、馬の後ろにつけば絶対に折り合える」とメッセージ。道中でためた脚を直線で炸裂させデビューV4、ラジオNIKKEI杯2歳Sに続く重賞連勝を決めれば、クラシックの頂が完全に見えてくる。