【競馬】ラスト騎乗を終え、石橋守・飯田祐史騎手の引退セレモニーが行われる | スポーツは筋書きのないドラマ

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24日、阪神競馬場で現役最後の騎乗を無事に終え、3月1日付で調教師の道へと転身する石橋守騎手(46歳、栗東・フリー・通算9468戦473勝・重賞15勝)と、飯田祐史騎手(38歳、栗東・飯田明弘厩舎・通算5954戦380勝・重賞4勝)の引退セレモニーが、ウィナーズサークルで行われた。
最終レース終了後にも関わらず多くのファンが詰めかけ、またこの日阪神競馬場で騎乗していた騎手仲間が見守る中でお立ち台に上がった2名の騎手は、飯田騎手の父である飯田明弘調教師はじめ、関係者から労いの花束を受け取った。
また、このセレモニーの進行役をつとめた武豊騎手(43歳、栗東・フリー)からマイクを向けられると、それぞれがジョッキー生活を振り返るとともに、今後の抱負を語った。
飯田祐二騎手は、「GIジョッキーではないのに、こんな過分な(立派な)セレモニーに(石橋守騎手と)一緒に参加させて頂き、恐縮に思っています。今まで騎手をやってきて、色んな経験をさせて貰うことができました。他のジョッキー達とも同じような喜びとか、悔しいこと色々ありましたが、ジョッキーでいたことを誇りに思って、来月からは調教師として頑張っていきたいと思います。そして、競馬ファンの皆様が『競馬ファンで良かった、競馬ファンを辞めないで良かった』と、思ってもらえるような競走馬を送り出したいと思います。これからも応援してください」と、力強く話した。
石橋守騎手は、「今まで、どうもご声援ありがとうございました。来月から、(河内洋厩舎の)技術調教師として頑張ります。そして、開業した時にはウィナーズサークルでお会いすることを目標に頑張っていきたいと思います。本当に今までありがとうございました」と話した。
そして、参加した関係者全員での写真撮影のあとは、ジョッキー仲間からの熱い胴上げ。飯田騎手は笑顔で4回、背筋と両手をビシッと揃えて身構えていた石橋守騎手は独特のフォームで5回ほど宙に舞うと、ウィナーズサークルは、ふたりの新たな門出を祝福する大きな拍手と笑顔に包まれた。