【プロ野球】中日・カブレラが首痛リタイア、原因は球場の出入り口 | スポーツは筋書きのないドラマ

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期待の新戦力がアクシデントに見舞われた。中日の新外国人、ダニエル・カブレラ投手(31)が首痛のため、10日の練習を欠席。沖縄・恩納村のチーム宿舎で静養に努めた。
首痛の要因と想像されるのは大男ならではのものだった。早朝に連絡を受け、カブレラの下に急いだ藤田チーフトレーナーは「首が右にも左にも動かなかった」と症状を説明した。寝違えであれば、左右どちらかには動く。思いつく節は一つだった。
「ドアのところでよくかがんでいましたから…」(藤田トレーナー)。北谷球場のベンチと裏の通路をつなぐ出入り口の高さは約1メートル90。2メートル3の助っ人が出入りしようと思えば、首を不自然に曲げなければならない。異国での心身の疲労に不必要な動作が重なった。
球場を改修するわけにもいかず、再発防止策は「出方、入り方を(他の方法に変えるなど)考えること。あとはできるだけ膝を使うとか…」(同トレーナー)と微妙なものしか浮かばず。昨年まで在籍したネルソンは2メートル4だったが何もなかった。メジャー通算48勝右腕が日本で実力を発揮するには、見えない敵の克服が必要になる。