日本代表は6日、2013年の初戦となるキリンチャレンジカップ2013でラトビア代表と、ホームズスタジアム神戸で対戦した。
日本は、本田圭佑や香川真司らが先発メンバーに名を連ねて、今野泰幸以外は海外組という編成で試合に臨んだ。序盤からボールを支配して攻め込むと、24分に本田がミドルシュートを放ち、30分には岡崎慎司がヘディングでゴールを狙ったが、いずれも相手GKにキャッチされてしまう。
攻勢をかけながらもゴールを挙げられずにいたが、40分に細かなパス交換から、ペナルティエリア内で内田篤人がシュート性のボールを放つ。GKの手前で岡崎がスライディングでコースを変え、ゴールネットを揺らした。
前半を1点リードで折り返した日本は、後半から遠藤保仁と前田遼一を投入。50分には前田の浮き球のパスから岡崎が相手GKと1対1となる好機を迎え、52分にも本田がペナルティエリア内に飛び込みシュートを放つ。ともにゴールには至らなかったが、前半から引き続き、日本が主導権を握った。
60分には香川のパスから本田が左足のダイレクトシュートで蹴り込み、2点目をマーク。直後の61分にも、前田からパスを受けた香川がダイレクトパスで繋ぐと、ディフェンスラインを抜け出した岡崎がGKもかわして3点目を奪った。
日本は乾貴士と酒井高徳、伊野波雅彦を次々とピッチに送り出すと、76分には乾が香川のパスからGKとの1対1を迎えたが、シュートはわずかに枠から外れ、追加点とはならず。81分には岡崎との交代で、初招集の大津祐樹が代表デビューを飾った。
日本は試合を通じて多くのチャンスを作り出し、4点目こそならなかったが、3-0と快勝。2013年は白星スタートとなった。