【プロ野球】虎新助っ投テスト生、台湾11勝デサルボ最有力 | スポーツは筋書きのないドラマ

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阪神が、来月1日からの沖縄・宜野座キャンプ中に行う新外国人の入団テストで、台湾リーグ・ラミゴで11勝をあげたマット・デサルボ投手(32)を最有力候補にリストアップしていることが22日、わかった。3月にメジャーのロースターから漏れる選手も視野に入れながら、慎重に吟味していく。
勝つために、すべての可能性を模索する。福留や西岡ら豪華な新戦力が加わった野手陣に比べ、不安の残る投手陣を補強すべく、2月1日からスタートする沖縄・宜野座での春季キャンプ中に、新外国人投手の入団テストを行うことが判明した阪神。その最有力候補として、昨季は台湾でプレーした右腕、マット・デサルボが浮上していることが22日、わかった。
デサルボは最速156キロの真っすぐが武器で、1メートル90と長身が魅力。ヤンキース時代の2007年にメジャーデビューし、ヤンキース、ブレーブスでメジャー通算9試合1勝3敗、防御率7・89。その後はマイナーなどでプレーし、昨年は台湾のラミゴに所属。28試合で11勝6敗、防御率2・77と活躍。奪三振王(137奪三振)にも輝いた。ただ同年10月に右ひじを痛め、戦線離脱。故障の回復具合が懸念材料だが、経験と実績はある。生でチェックする価値は十分ありそうだ。
この日、南信男球団社長(58)は、西宮市の球団事務所で「(獲得は)結果次第ですが」と入団テストを実施することを認めた。その上で「元々3月末から4月にメジャーに(担当者が)行って(メジャーのロースターから漏れた)外国人を見る予定だった。よく考えるように、と指示は出した」と説明。テスト、イコール獲得というわけではないことを強調した。
テスト選手か、それとも、3月のロースター漏れか。どちらの“掘り出し物”が、より戦力となるか。V奪回の戦力を整えるべく、慎重に吟味していくことになる。