巨人・白石興二郎オーナー（６６）が１７日、現役を引退した巨人ＯＢの松井秀喜外野手（３８）の“引退試合”を開催するプランを示した。都内で開かれたスタッフ会議に出席した同オーナーは、あくまで松井氏本人が希望した場合とした上で「そういう（引退試合の）希望があれば、実現できるような方策を前向きに検討する」とした。
スーパースターは盛大なセレモニーがふさわしい。「プロ野球界が世界に誇れる選手、人材だから」と白石オーナー。渡辺球団会長が松井氏を原監督の次の指揮官に指名しており、巨人が引退試合を開催するのも自然な流れだ。
ただ同オーナーは「彼は慎み深い男だから」と、あくまで本人の意思を尊重する考え。巨人としては今後、松井氏が帰国してから会談し、意思を確認する。