【高校ラグビー】常翔学園が5度目の全国制覇!御所実との接戦制す | スポーツは筋書きのないドラマ

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第92回全国高校ラグビー大会は7日、東大阪市の花園ラグビー場で決勝を行い、Aシードの常翔学園(大阪第1)が17-14でBシードの御所実(奈良)を下し、大工大高時代の第75回大会以来となる5度目の全国制覇を果たした。
序盤に主導権を握ったのは常翔学園だった。1分にSO後藤が巧みなステップで相手をかわし、右中間にトライを決めて5点を先制。4分後にはWTB野崎が快足を飛ばして左中間にトライを決め、早くも10点のリードを築いた。だが御所実は徐々にペースをつかみ反撃に転じると、22分にSH柏原がモールから抜け出し、左でパスを受けたFL立花がゴールポスト中央にトライ。FB和田のゴールも決まり、7点を返した。その後は一進一退の攻防が続き、常翔学園が10-7とリードして前半を折り返した。
後半に入ると6分、御所実が自慢のパワーを生かしてモールを押し込み、FL立花がポスト中央にトライ。キックも成功し、14-10と逆転に成功した。
だが4点を追う常翔学園は21分、敵陣ゴール前左のラックから右に展開すると、WTB松井が右隅に駆け込み逆転のトライ。SO後藤が角度のない位置からキックに成功して貴重な2点を追加し、17-14とリードを広げた。
そのまま3点差を守りきった常翔学園は、第88回大会以来の近畿勢同士の決勝を制し、大阪勢としては4大会ぶりの頂点に立った。御所実は一度は逆転に成功したが、相手の強力な攻撃に耐え切れず初優勝を逃した。