広島・前田健太投手が19日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉に臨み、2時間のロング交渉の末、5000万アップの2億円の提示を保留した。
前田健は保留した理由について「査定ポイントについていろいろ聞いた。一度、冷静になって考えたい。今はそんなに納得していないとうわけじゃない。もう一回考えたい」と話した。
前田健は26日から欧州への新婚旅行に出発するため、年内の交渉はなし。広島では2006年オフの佐々岡真司以来となる、交渉越年が決まった。
今季は29試合に先発し、リーグ2位の14勝(7敗)を挙げ、防御率1・53で最優秀防御率賞を獲得。4月6日のDeNA1回戦(横浜)では、プロ野球史上74人目(85度目)、広島では99年の佐々岡以来4人目(6度目)のノーヒットノーランを達成した。