ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日、ロシアのソチで開幕し、男子SPには日本勢4人が出場。高橋大輔(26=関大大学院)が練習から好調だった4回転トーループを決めるなど、シーズンベストの92・29点をマークし首位。日本男子初のGPファイナル優勝へ好発進した。
パトリック・チャン(21=カナダ)が89・27点で2位。この日が18歳の誕生日の羽生結弦(宮城・東北高)は、ジャンプミスがあったものの、87・17点で3位。小塚崇彦(23=トヨタ自動車)はトリプルアクセルで転倒したが、自己ベストの86・39点で4位。町田樹(22=関大)は初のGPファイナルで緊張したのか、ジャンプミスもあり70・58点の6位だった。