大谷は日本ハム広報を通じ「球団の方から疑問点を解消していただき感謝している。今週中には球団に(結論を)伝えたいと思う」とコメントした。
栗山英樹監督らが同席した交渉では契約金1億円プラス出来高払い5000万円の条件を提示され、ダルビッシュがつけた背番号「11」を用意することを伝えられた。
ドラフト会議前に米大リーグ挑戦を表明していた大谷は指名された直後に「自分の思いは変わらない」と話していた。しかし、交渉を重ねる中で日本ハム入りへ気持ちが揺らいできた。徹さんによると、方針転換で周囲に迷惑が掛かるのでは、との不安があるという。本人の迷いをくんで球団が設けた今回の交渉で「(本人が)すっきりした、とは思っている」と話した。山田正雄ゼネラルマネジャーは「欲目もあるが、だいぶ前向きになってきたのかな」と手応えを口にした。(金額は推定)