阪神がクレイグ・ブラゼル内野手(32)と来季の契約を結ばない方針を固めたことが15日、分かった。14日の巨人戦後、都内のチーム宿舎で、南信男球団社長(57)、中村勝広取締役GM(63)、和田豊監督(50)らが編成会議を行い、ブラゼルを来季の構想から外す方針を決めた。
中村GMは「まだ煮詰めていかないといけないことがある」と話すにとどめたが、関係者の話を総合すると、今季ここまで打率2割3分3厘、12本塁打、43打点(14日現在)の打撃不振に陥っているブラゼルの退団が決定的となった。
球団は水面下で元横浜(現DeNA)のダン・ジョンソン内野手(33)=ホワイトソックス=らをリストアップ。ツインズ3Aの西岡剛内野手(28)、ヤンキース3AからFAとなった福留孝介外野手(35)らの獲得調査も進めている。