競泳男子の新鋭、山口観弘(18)=鹿児島・志布志高=が15日、岐阜市の長良川スイミングプラザで行われた国民体育大会「ぎふ清流国体」少年男子A200メートル平泳ぎ決勝で2分7秒01の世界新記録を出して優勝した。
ダニエル・ジュルタ(ハンガリー)がロンドン五輪で金メダルを獲得した際に出した2分7秒28を0秒27塗り替えた。
高校3年生の山口は、北島康介(日本コカ・コーラ)が持っていた2分7秒51の日本記録も大幅に更新。北島が11年間保持した同種目の日本記録を奪い、4年後のリオデジャネイロ五輪に向け世代交代を印象づけた。