12球団で計46投手が登板し、のべ458人の打者と対戦。安打は104本出たが、本塁打は1本もなかった。飛びにくいとされる統一球の影響で投高打低の傾向が顕著な今季だが、この日、6球場に詰めかけた計15万4575人の観衆は“野球の華”ホームランを見ることができなかった。
なお、「1本塁打のみ」のケースも珍しく(カッコ内は本塁打を放った打者)、69年9月13日(南海・国貞泰汎)、2000年5月21日(ヤクルト・副島孔太)、07年8月17日(阪神・桜井広大)の3度しかない。
ちなみに、一日の最多本塁打は64年6月7日の36本(12試合)で、6試合での最多は77年4月7日の28本。