巨人は3試合連続の2ケタ安打となる15安打の猛攻で快勝。優勝マジックを「13」に減らし、6年連続クライマックスシリーズ(CS)進出を一番乗りで決めた。先発のホールトンは6回2失点で自身6連勝となる11勝目。7回以降は継投陣が完ぺきに抑え、西村は24セーブ目を挙げた。
打線は1回、1死二塁から坂本の中前打で先制の好機を広げると、阿部の左中間への適時二塁打で2点を先制。村田は粘りながらも三ゴロに倒れるが、続く矢野の中前適時打で3点目を追加した。
降雨のため43分間試合が中断したが再開後の4回、1死二塁から坂本の中越え適時二塁打で加点。5回は2死二塁からホールトン自ら中前適時打で5点目を加えた。
7日の試合で2打席凡退後に途中交代した村田は頭を丸め、「5番・三塁」でスタメン入り。しかし、5打数1安打と復調の気配は見られなかった。
ホールトンは3点の援護を受けた1回、四死球で一、二塁とペースを乱されるとバレンティンには適時二塁打、ミレッジには右翼への犠飛で2点を失った。2回以降はヤクルト打線を散発の4安打に抑え、6回を投げ2失点。7回の打席で代打を送られ降板した。