男子プロテニス協会(ATP)のツアー選手が四大大会での賞金配分拡大を求め、来年1月の全豪オープンをボイコットする考えがあると、英紙サンデー・タイムズが報じた。
上位進出選手だけではなく、早い段階でトーナメントから敗退する選手や、世界ランク60位以下の選手たちへの賞金増額を求めているという。
これに対し、オーストラリア・テニス協会のクレイグ・タイリー理事は27日、豪ABC放送のインタビューで「選手たちは1月にメルボルンにいるだろう。われわれも解決策を講じる」などと語り、ボイコットの恐れはないとしている。