準決勝の第1試合は、4年ぶり6度目出場でセンバツ優勝の大阪桐蔭(大阪)が、3年連続14度目出場の明徳義塾(高知)に完封勝ち。4年ぶりに決勝へ進み、春夏連覇へ王手をかけた。
大阪桐蔭は一回、先頭の森が四球、大西が犠打で送り水本が右前打で一死一、三塁とすると、4番・田端の中犠飛で1点を先制した。その後は明徳義塾先発の福永に抑えられていたが、六回に二死一、二塁から安井が左中間を破る2点二塁打、笠松が左前適時打を放ち、3点を追加した。
先発の藤浪は150キロを超える直球と切れのあるスライダーを武器に相手打線を圧倒、2安打で完封した。
明徳義塾は2番手の岸が好リリーフを見せた。打線が九回二死二、三塁の反撃機をつくったが無得点に終わった。