「楽天1‐4ロッテ」(21日、K宮城)
ロッテ・グライシンガー、楽天・永井の投手戦は、ロッテが競り勝ち、2連勝した。
ロッテは六回2死三塁から、岡田の一塁内野安打で同点に追いつくと、2死一、二塁からホワイトセルの中前打で勝ち越した。さらに九回、井口と里崎の適時打で2点を加えた。前回の登板(14日、ソフトバンク戦)で約2カ月ぶりの勝利を挙げた先発のグライシンガーは、再三走者を背負う苦しいマウンド。しかし要所を締めて6回8安打1失点で8勝目(6敗)を挙げ、2連勝した。
決勝打を放ったホワイトセルは「しっかり自分の打撃をして、ランナーを返そうと思った。自分自身、しっかり準備をして、全力を尽くしてチームに貢献出来るようにしている。本当にチームがひとつになった勝利。しっかりした野球が全員できている」と話した。
楽天は4連敗。14日(日本ハム戦)に約1年ぶりの勝利を挙げた永井が先発し、6回2死まで1安打と好投したが、そこから2点を献上。援護に恵まれず、7回1/3を3安打2失点で今季初黒星を喫した。打線は四回無死一、三塁から河田の左前適時打で先制したものの、追加点を奪えなかった。