◆第94回全国高校野球選手権大会第13日 ▽準々決勝 倉敷商1―4明徳義塾 (21日・甲子園)
明徳義塾は1―1の6回に福の適時打で勝ち越し、終盤にも加点。倉敷商(岡山)を4―1で振り切り、優勝した2002年以来となる10年ぶりのベスト4に進出した。
明徳義塾が福の投打にわたる活躍で接戦を制した。緩急をつけて球を低めに集め、8安打1失点で完投。打線は先制された直後の4回に宋のソロ本塁打で同点とし、6回には福の適時打で勝ち越し。8回にも福の適時打で加点した。
倉敷商は3回に藤井の本塁打で先行したが打線がつながりを欠き、好投の西を後押しできなかった。