巨人は坂本、エドガー、ボウカーの一発攻勢で快勝、後半戦の開幕を白星で飾り好スタートを切った。後半戦の開幕投手を任された沢村は、2失点完投で自身の連勝を4に伸ばした。貯金は今季最多の「21」となったが、2位・中日も勝利したためゲーム差は「4・5」のまま。
巨人打線は0─1の1回、立ち上がり不安定な国吉を攻め、1死二塁から坂本の左翼線二塁打で同点。さらに阿部の中前適時打で2点目を追加し早くも逆転した。
2─1で迎えた4回は、先頭のボウカーがバックスタンドに3号ソロ。2死一塁からは坂本が左翼席へ9号2ランを放ち、リードを4点に広げた。さらに5回には2死からエドガーにも4号ソロが飛び出し6点目を追加した。
先発の沢村は、初回いきなりラミレスの適時打で1点を失うと、8回にはラミレスに12号ソロを浴びた。しかし、10安打されながらも2失点と粘りの投球で8勝目(7敗)を挙げた。